4度目の与論
〜与論青年団クリスマスパーティ〜

2001年12月


前回の「帰郷」中に、この「帰郷」を決めてしまった私たち。ビレッジのダイゴさんから、「12月に帰るなら青年団のクリスマスパーティがあるからその辺にしなよ」と言われてたのでした。

どっちにしても年末なので平日に連続で休みを取るわけにも行かず、22日からの土〜月の3日間で「帰郷」を決めようとしていることをダイゴさんに伝えたら、ちょうどその時に青年団の集まりをやっていたそうで、私たちの「帰郷」に合わせて22日にパーティをやる事に決めてしまったそうなんです。

もうこれは何が何でもその日に行かねばならなくなってしまいました。というか、私たちに合わせて決めてしまって良いのか!?とかなり困惑してしまいました。

かくして4度目の帰郷は12月末!しかも青年団主催のパーティ参加がメインの旅となったのでした。

今回はお馴染みの相方と、2度目の旅で一緒だった大阪のコブ友、そして前回一緒だった博多のコブ友の4人での「帰郷」となりました。私はツアー外で自分で航空券の手配、博多コブ友はJASナイスウイング、相方と大阪コブ友は沖縄からの琉球エアーのツアーをそれぞれ手配しました。


12月22日(土)
かくして相方と名古屋空港で合流して、搭乗手続き。すっかり慣れたものです。私はちょっと風邪気味で辛かったのですが、与論に行けば治るだろうと全然気にしないことにしました。
あっという間に沖縄・那覇空港着!初めて沖縄に降り立った相方は、沖縄があまりにも都会である事にショックを受けてました。実際私も前回は同じ事を感じてたのですが。

大阪からやってくるコブ友の到着を待つ間、二人でそれぞれ好きなように空港内を探索。相方が土産物を物色している間、私は特設ステージで行われている琉球舞踊を楽しみました。
綺麗な琉球衣装を着たお姉さん達の三線プレイに釘付け…あんなに早弾き出来ないよ〜なんてしみじみ見入ってしまったのでした。

そしてそろそろ大阪コブ友の到着時間になったので、到着口でスタンバイ。
でも、この日の大阪からの便は全て遅れている事が分かり、しかも到着の案内があってからも大阪コブ友がなかなか姿を見せなかったのです!

私も前回凄く迷ってしまったのですが、大阪コブ友も迷ってしまってしまっている事が判明したので、携帯で説明をしながらやっと合流を果たしました!便利な世の中にバンザイ!

与論へのRAC便に乗るには改めて搭乗手続きをしないといけないので、一度外に出たほうが便利なんですよね。他にも方法があるのかもしれないですが。
その辺の機内での説明がいまいち良く分かってないのは私たちだけなんでしょうか?

そんなこんなで3階にあるRACのカウンターで搭乗手続きをして搭乗口へ。その時点で出発20分前…でものんびり。
ここから既に「与論時間」が流れているのです。搭乗案内が始まったのは10分前でした。
手続きが遅かったので、みんなバラバラで通路側の席でした。機内は満員状態だったんです。

そして遂に与論到着!!本当にあっという間。気流の乱れのせいでちょっとスリリングな着陸を体験できました。
12月とはいえ、やっぱり南国!暖かくて感動していると、空港の屋上から手を振るのは博多コブ友!その隣にはダイゴさん!!博多コブ友はちょっと前に鹿児島経由で到着していたのでした。

荷物を受け取り待ち受ける二人の所に行くと、博多コブ友が「おかえりなさい!」って笑顔で言ってくれました。後から聞いた話、ダイゴさんは博多コブ友にその言葉を先を越されてかなり悔しかったそうです。

飛行機にはたくさん人が乗っていたけど、ビレッジ宿泊は私たちだけだったせいか、いつものバスではなくて小さなワゴン車でした。何か更にアットホームな感じがたまらなく嬉しかったりしてました。

そして「与論の実家」に到着!すっかりビレッジのお母さんにも覚えていただき、今回もそれぞれ別のツアーで来ているのに部屋を一緒にしてもらいました。毎回本当に親切にしてもらってその温かさに感動するばかりです。
荷物を部屋に置いて、早速たらへ「鶏飯」を食べに行きました。かなり量が多いのだけど、ぺろりと喰い尽くす私たちでした。

そこへ今夜のパーティのチケットを持ってダイゴさんがやってきたので、みんなで購入。参加費1000円…安かったです。パーティは茶花海岸の目の前にある「観光ホテル」で行われるとの事でした。
そして一緒に、アッキーのインタビューが掲載されたという南海日日新聞も見せてくれました。私たちのために残してくれてたそうです。嬉しいじゃないですか!!

すると、ダイゴさんがこれから茶花のほうに行く用事があるので良かったらどう?って言ってくれたので、お言葉に甘えてワゴン車に乗せてもらいました。
サンコーラルの前で降ろしてもらい、みんなでお買い物。相方は有泉をケースで買って地元のバイト先の居酒屋へ送っていました。浜松でも有泉を飲める店が出来たって事になるわけです。

そして恒例なんて言ったら失礼なんですが、むらなか屋へご挨拶に向かいました。アッキーのお母さんはいつものように笑顔で迎えてくれ、ソファのある場所にご案内してくれました。
凄くお忙しそうだったのでおいとましようかと話していたら、目の前に若い兄ちゃんがやってきたのです。みんなしばらくその兄ちゃんを見つめていたのですが、もしかして!と思った相方が聞いたら、間違いなくアッキーの弟さんでした。

母が忙しくてお相手が出来ないので、僕がお相手させていただきますと言って私たちの前に腰をかけてしまったのです。弟君はアッキーと一緒に東京に住んでいるんですが、正月に行われる成人式のために里帰りしていたんだそうです。
せっかくの里帰りなのに、こんな事させて気を遣わせてしまって恐縮しまくりでした。

いろいろお話をしているうちに、弟君は兄ちゃんを尊敬し、良い意味で凄く影響を凄く受けてるんだなぁ〜と感じたのと同時に、思っていた以上に更に仲のよい兄弟なんだなと感じ取る事が出来て微笑ましくなりました。
東京に住んでいると言うのに、その純粋さがちっとも失われる事なく、誠実で優しいその少年の姿にみんなで一気にファンになってしまいました。バンドをやっているというので、是非ともライブを見に行きたい!応援したい!!と思ってしまいました。

そんな中、ふとそこに現れた恰幅のいい笑顔の素敵なオジサマ…写真では拝見した事はあったのですが、なんとアッキーのお父さんだったのです!元・パナウル国王です!!もう、みんなの恐縮っぷりが頂点に達してしまったのは言うまでもありません。

そしてアッキーのお母さんから今夜のパーティの内容を聞いてちょっとビビってしまいました。なんと、パーティと言っても「ダンスパーティ」だと言うではありませんか!!どうするんだ私たち!!どう見てもダンスパーティってガラじゃないぞ!!

そんなこんなで時間も遅くなったので、むらなか屋を後にしました。日も暮れかけた中、ビレッジまで歩いて帰ったのですが、自然に触れるのにはもってこいだったものの、とにかく寒かったのです!!風が異常に強くて体感気温が一気に下がるのが分かるほどでした。

更に雨まで降ってきて、寒さに耐えられずに小走りでビレッジまで帰ってしまいました。
与論は平らな島なので風が強くて、夏場は快適なんだけど、冬はとにかく寒いそうなんです。まさか与論でセーターやマフラーが手放せなくなるなんて思ってもみませんでした。

なかさんの食事に幸せ気分で舌鼓を打っていると、そこに現れたビシッとスーツでキメたダイゴさんの姿にビックリ!!もしかしてパーティには正装して行かねばならんのか!?私らコブTしか持って来てないよ!!
慌てふためいていた私たちにお母さんが、ダイゴさんは主催者側の人間だから正装してないといけないそうで、参加者はどんな格好でも全然OKだって言ってくれました。

それでもかなり参加するのを怖がってしまっていた私たち。タクシーで観光ホテルに行ったものの、なかなか中に入れずにいました。
いかにも中ではダンスパーティやってます!って雰囲気だったんです。どうしよう!と困っていると、青年団の方らしいお兄さんに見つかり強制連行されて中に入れられてしまったのですが。

薄暗い中見渡すと、みんな正装しているんです!派手なダンスの衣装を着て踊っている人もいて、どう見ても場違いな私たちはタジタジするばかりでした。かなり怪しい4人組だった事でしょう。

青年団のお兄さんに言われるがままに飲み物(ビール)を買って、空いている席につきました。ステージ前がダンスフロアになっていて踊りたい人は踊って、他の人は席について喋ったり呑んだりしていました。

よく見たら、正装している人はごくわずかでほとんどの人は普段着でした。いかにも観光客!みたいな人もいれば、スナックの姉ちゃんとその常連客さんみたいなグループもいて、なんだかいろんな人の集まりって感じである事が判明し、ダイゴさんも忙しい中、挨拶に来てくれて私たちも安心して呑みに入りました。

ソフトドリンクとウイスキー水割りは飲み放題なのですが、それ以外は有料なので、お得な有泉をボトルで購入することにしました。ここは与論、有泉呑むならやっぱり献奉っしょ!!って事で、みんなで穏やかにマイペース献奉で呑み始めました。

そうこうしているうちに、ダンスタイムが中断されてお楽しみ企画の抽選会がスタートしました。購入したチケットの半券が抽選券になっているそうで、当選すると特製福袋がもらえるらしいのです。

そして見事に私と大阪コブ友と相方が当選してしまいました!賞品を受け取りに行くと、「彼女はザ・コブラツイスターズのファンです!」とか紹介されてしまい妙に恥ずかしかったりして…そんなこと言わなくていいの!!

またダンスタイムに入ったのでみんなでワクワクして福袋の中身を見たのですが、私のはもずくそばと小さなアロマキャンドルとビビットなカラーのリュックに観光ホテルのカレンダーと、イノシシなのか何なのか正体不明のガサガサしたぬいぐるみでした。
もずくそばとカレンダー以外は在庫一掃処分的な臭いが漂うものばかりで、果たして当たって良かったのだろうか?と言う思いがよぎってしまいました。

他にもお楽しみタイムでは参加費100円のジャンケン大会ってのもありました。負けた人は勝った人に自分のお金を渡して…を続け、全て勝ち続けた人は参加者全員の100円玉が手に入ると言うゲームでした。
ジャンケンに弱い私もかなり良い所まで勝ち進んだのですが、あえなく惨敗。私を負かしたオバちゃんが見事優勝して6000円を手にしてました。

そして私たちの一番のお楽しみタイム!!ダイゴさん率いる「サンゴレンジャー」の出番!6人の戦隊だと聞いていたのに、ステージに出てきたのは赤・青・黄の3人だけでした。
どんなネタで笑わせてくれるのか期待していたのですが、マイクが声を全然拾えてなくて何を話しているのか良く聞こえず残念でした。
会場のウケもいまいち…結構笑えたネタもあったのですが。

あっという間にサンゴレンジャーのステージは終了。しばらくすると赤サンゴ・ダイゴさんが客席に姿を現し、気がつくと青&黄サンゴも私らのテーブルに来ていてさっきのダメ出しが始まってしまいました。と、同時に本格的な「献奉」がスタートしてしまいました。
既にかなり呑んでいたので正直言ってかなきつかったのですが、雰囲気で呑めてしまったのがとても不思議なのです。

終盤になると、いろんなテーブルの人が入り混じって大騒ぎに。みんなヨッパだから大変!いきなり見知らぬおっちゃんに手を引かれダンスフロアに連行されてしまいグルグル回されて更に酔いが回って。でも、その雰囲気がとにかく楽しくて踊りまくってしまいました。かなり心臓が痛みましたが…

そして大盛り上がりのうちにパーティは終了したのですが、気がつくと客である私たちも何故か青年団の人たちと一緒になって片付けに参加していました。呑み残された飲み物をバケツに移し、ゴミを分別収集して灰皿を集め吸殻をまとめ、テーブルを拭いていました。

乱雑だった会場やテーブルの上がどんどん綺麗になっていくのがとても気持ちが良くて必死に働いてしると、いつの間にかテーブルが集められて、反省会も兼ねた打ち上げの席が出来ていたのです。
なんだか分からぬうちに私たちもその中に加わり、青年団のみなさんに自己紹介したりもして、更なる呑みへ突入したのですが、さすがにもう腹いっぱい!でした。

その後はカラオケ屋に場所を移し、一番狭い部屋に大勢がギュウギュウになってなだれ込みました。青年団の方々とも更なる親密な触れ合いタイムでもあったのですが、もう訳分からない状態。酔っていたのもあって、誰がどこのなんて方なのか一致しないままでもありました。

そのまま閉店の2時まで過ごし、お開きになりました。与論は2時にタクシーが営業終了してしまうとの事でビレッジまで帰る手段がなくなっていたので、何とかさん(名前覚えてないです)の車で送ってもらいました。

それでもまだ大阪コブ友は飲み足りない!と言っていたのには一同ビックリ!!カラオケ屋で仲良くなった青年からのお誘いを受けてまた街へ呑みに出かけて行ったのを見送り、 即布団に倒れこんでました。


12月23日(日)
あんなに呑んだのに、二日酔いもなくスッキリ気持ちよく目覚められました。天気も良くてかなり嬉しくなりました。

大阪コブ友もいつの間にか帰っていたのですが、ぐっすり眠っているようだったので起こさずに3人で朝ごはんを食べに行きました。
昨夜はもうしばらく何も喰えねぇ!と思っていたのに、しっかり残さずに食べてしまいました。何で与論に来るとこんなに食欲旺盛になってしまうんだろう??本当に不思議です。

そんな中、お母さんがやってきて、今日の予定は?って聞いて来られたんです。特に何も考えてないと言う事を話したら、午後からビレッジのワゴン車が空くから自由に使って良いよなんて言ってくれたのです!

他にお客さんがいなかったと言うのもあるんでしょうが、宿の車を客に貸してしまって良いのか??って思ったのですが、お言葉に甘えました。
そんなアットホームな所がやはり与論の「大きな魅力」のひとつなんですよね。

部屋に戻ると大阪コブ友が起きていたので、食事から戻ってくるのを待って与論焼窯元へ行きました。今回はパワフル全開なあのおばあちゃんが体験工房まで案内してくれました。
前回は茶碗と言う名の小鉢だったので、今回は大きめのお皿に挑戦しました!粘土を全部使ってひたすら伸ばして伸ばして、なかなか良い形になりました。

そうこうするうちに窯元の看板娘・えみちゃんの登場です!相変わらずのパワーで私たちは翻弄されまくりでした。あっという間に作り終えてしまった私は、必然的にえみ嬢の相手をする事に。

お兄さんがサービスで出してくれた缶のお茶。飲むつもりではなかったのだけど、えみ嬢が開けてしまい飲んだのは良いんですが、その口に含んだ茶を作業机の上にバァーーーっ!と吐き出し、手で机になすりつけているじゃないですか!しかもその手を私になすりつけてくるんです!体験工房の中でえみ嬢との追っかけっこが始まってしまいました。

外に出ると、えみ嬢がハイビスカスの花を摘んで私にくれたんだけど、その花にはアブラムシがビッチリ!!それが潰れてしまって手やセーターに潰れ汁がべっとり…
叫ぶ私、大笑いして逃げるえみ嬢…泣けた。えみ嬢には完敗でした。

みんな完成したので、ばあちゃんのところに行って精算をしつつ、お土産も購入しました。
そしてここでもえみ嬢はパワー全開!ハタキを振り回して、展示室に置いてある高級そうな大理石の椅子やテーブルを叩いていたんです!困った娘だなぁ〜と思っていたのですが、部屋の中に小さく流れている沖縄民謡の曲に合わせて歌いながら叩いていたんですよね。かなりのリズム感に小さい彼女を見直してしまいました。

そして凄く気になった事があったんです。与論焼のパンフなどで紹介されている女性。ろくろで大きな壺を制作している姿が写っているんですが、この人はえみ嬢のお母さんなんだろうか?と。
さっき、一緒に遊んでいる時、えみ嬢が「えみのお母さんは死んじゃったからお墓に花を…」って話してたんです。それが本当なら…さっきまでの横暴を全て許してやろうと思いました。

そんなこんなでビレッジに戻ったのは13時頃。昨日着いたときから全く姿を見せないケンの事が気になったので、ダイゴさんに聞いてみたら、なんと!子供を産んだそうなんです!!しかもまだ産んで間もないとの事でした。

そしてビレッジのワゴンをお借りして、島内観光に出かけました。こんな「ヨロン島ビレッジ」とでっかく書かれたワゴン車で客が島を走りまくっていて良いのでしょうか??と、ちょっと可笑しくなりました。

民族村で突然のスコールに襲われつつもまたもやゆっくり過ごした後、お腹が減ってきたので海岸通りに入りました。ちょっと軽く食べるつもりだったのですが、メニューを見たら美味しそうなものがいっぱいで、結局4品を注文して、みんなで分けて綺麗に食べてしまいました。

そしてまた今日もむらなか屋に少しだけお邪魔した後、ちょうど夕暮れ時でもあったので、サンセットビーチに向かいました。でもやっぱり雲に邪魔されて今回も海に沈む夕陽は見れずじまいでした。いつになったら素敵なサンセットを見ることが出来るんでしょうか??

ビレッジに戻り、夕食まで時間があったので部屋でダラダラしました。荷物の整頓がてら昨日のパーティで当てた福袋の中身をみんなで調べてみたのですが、私の袋に入っていた怪しいぬいぐるみ(?)はやっぱり全員から「怖い!」と言われてしまいました。
しかも、ビビットカラーなリュックは一部日焼けして変色していました…在庫一掃そのものですね。

そして与論の景色が載っていると思っていたカレンダーは、開いてみるとなんと中山ミポリンのカレンダーだったのです!ファンなら泣いて喜ぶ貴重な代物かもしれないけど…なんだが当たったのはとても嬉しいんだけど、置いて帰るわけにも行かず、家まで送る送料のが高くついてしまう訳で、かなり複雑な心境でした。
相方や大阪コブ友の袋には生活必需品が入っていたので、お世話になったビレッジの人たちに寄付してました。大阪コブ友が当てた「赤いきつね」1ケースはみんなで分けました。

その後は、それぞれに時間を過ごしたのですが、私は居眠りしつつ『ちびまるこちゃん』を見て笑ったり…すっかり家で寛いでいる感覚でした。
そして夕食の時間!!数時間前に海岸通りで腹いっぱい食べたのに、しっかり食べる私たちでした。

今夜は9時にあるお方から飲みに誘われていたので、それまでアッキーの同級生の方がやっていると言う茶花にある居酒屋に行く事になり、店までダイゴさんに送ってもらったのですが、店の中は電気がついているものの暖簾が出てないので相方が確認したら、今夜は貸切りになっているそうで、入ることが出来ずガッカリでした。

その後、まだコンビニにいたダイゴさんを見つけ事情を話したら、別の居酒屋を紹介してもらいそこに向かったのですが、その途中でちょっと楽しい事があって、あっという間に約束の9時になりました。

かりゆしの下にあるカラオケスナック(名前忘れました)に入ると、既に私たちを誘っていただいたお方が待たれていて恐縮するばかりでした。
そのお方と一緒に呑んでいると、昨日も一緒だった有泉の酒造元・有村酒造の社長を筆頭に与論の野球部の方や結婚式帰りだという別のグループでやってきた人たちも入り混じって賑やかな飲み会になりました。

その中に、あるホテル(これも名前忘れました)でソムリエをされていると言う兄ちゃん・ダイピ〜がひときわ目立っていて良い味を出していました。アッキーのひとつ先輩で、リトルリーグでも一緒にプレイされてたそうで、アッキーに名前を言ったらすぐ分かるから!と豪語されてました。

コブの曲を歌おう!と言う事になり、ダイピ〜は「サクラサク」のサビしか知らないと言うので、他の部分を私たちが歌い、サビだけダイピ〜にマイクを渡すと言う変則的な歌い方をしたのですが、今でも「サクラサク」を聴くとその時の思い出が浮かんでしまいます。

その後、また昨日のカラオケ屋にみんなでなだれ込んだのですが、その時点で私は呑みすぎと昨日からの夜更かしと風邪気味な体調が重なったせいでボロボロになってしまってました。
情けない話です。

そして2次会も終わり、タクシーのある時間のうちにビレッジに帰り、部屋に戻ろうとした時、ふと見上げた空に怪しい赤い光を目撃!!凄い勢いで飛んできたと思ったら90度の角度で曲がり、すぐにまた鋭角に曲がって消えてしまったのです。
酔っ払っていて幻覚を見たのか?と思ったのですが、みんなも目撃していたので幻覚ではなかったようです。幼い頃からずっと見たいと願っていた未確認飛行物体をやっと目撃出来てかなり興奮してしまいました。

すると、後方から声が…ダイゴさんが「たらの部屋」から私たちを呼んでいるんです。一緒に飲もう!!って。すぐに寝たい気持ちでもあったのですが、これが今回の「帰郷」最後の夜になるので、ダイゴさんのお誘いを受けました。
でも、席に着いたらいきなり眠気に襲われて、注いでもらった有泉をほとんど飲むこともなく独りで何度も爆睡してました。愛想なくて申し訳なかったです。それでも明け方の5時までダイゴさんと語り合ったのでした。


12月24日(月)
珍しく朝寝坊してしまいました。さすがにこの時期は泳げないので、早起きして泳ぎに行く事もないのでダラダラしてしまっていたのです。

朝食後、お母さんに教えてもらいケンに会いに行きました。与論焼窯元へ行く途中の道からちょっと入った所にケンとその子供たちがいました!ケンは茶色の毛並みの犬なんですが、子供たちの中にはブチの子もいました。きっとお父さんの血が混じっているんでしょう。
産まれたばかりとあって、まだか弱い子供たち。ケンの後ろ足にはちょっと他の犬とは違った所があるんですが、子供たちにもそれがしっかり遺伝していて生命の神秘を感じました。

そして博多コブ友が与論を出発する時間が来てしまいました。

ダイゴさんがやって来るまでお母さんが出てきてくれてお話をしていると、向こうから物凄いブサイクなブチの犬がやってきたんです。パッと見ただけでケンの子供たちの父親だと言う事が分かり、みんなで「お父さん!」と叫んだら、お母さんが足元に落ちている石ころを拾って「もう来るな!」って言ってそのブサイク犬に向けて投げつけていたのがとにかく可笑しくて。

みんなでダイゴさんが運転するビレッジのバスに乗り込み、他に一緒に乗り込むお客さんがいなかったので、ちょっと早めに出てむらなか屋に寄ってもらい、アッキーのお母さんにお別れの挨拶をした後、空港に行きました。

博多コブ友の乗るJAC機を屋上のデッキから見送った後、ビレッジに戻ったのですが、これと言ってどこに行くあてもないので、もう一度ビレッジのワゴンをお借りしてクリスマスケーキを買いに行きました。

と言っても、ケーキを売っている店を知っているわけもなく、そんな店があるのかどうかも分からないまま茶花周辺をウロウロ走っていたらいろんな人に会いました。
この滞在中に一緒に呑んだ青年団や島の若者たち。向こうは笑顔で手を振ってくれるのですが、顔と名前が一致しないのでした。まだまだ修行が足りません。

その後、茶花からちょっと離れた所にぽつんと建っているケーキも売っているパン屋さんを発見して、早速購入してビレッジに戻って3人でプチクリスマスパーティをしたのです。とても美味しいケーキでした!!

そして私たちも与論を発つ時間がやってきました。

昨夜、カラオケスナックでみんなで飲んでいるときに、次の「帰郷」の話になり、ビレッジのお母さんも話をしていた旧暦3月3日の島挙げての潮干狩りの行事の日を狙って来ることを勧められました。有村社長は私たちのために船を出してくれるって嬉しい事も言ってくれました。
もう次が決まっているので、今回も全然寂しくありませんでした。

そしてダイゴさんに温かく見送られて与論を発ったのでした。

今回は温かい島の人たちと触れ合いまくった、与論の別の面に接する事が出来た充実した旅になりました。

そして与論を後にしたRAC機の中でスチュワーデスさんが乗客一人一人に配ってくれたものがありました。おそらくスチュワーデスさんたちの手作りの品であろう、クリスマスのプレゼント。
その小さなクリスマスツリーに込められた温かさと優しさに相方と二人してホロリとしてしまいました。


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