8度目の与論
〜しまんちゅー海らいぶと十五夜踊り〜

2007年9月


川畑アッキーから、もしかしたら…と知らされた与論でのソロライブの情報。本当に行われるかどうかも定かでない状況で飛行機を予約。
まっ、ライブが無くても与論を満喫すれば良いわけだしね。しかも念願の十五夜踊りの時期とも重なってる!無理言ってもう一日仕事も休みを取って準備万端!
22日の土曜から行ければ初の4泊5日だったのだけど、格安な飛行機が取れずに断念。行けるだけでもありがたいので、欲を言うのはやめとこう。


9月23日(日)
台風の心配も全くなく、安心して家を出発!めいっぱい楽しみたいから一番早く与論に着ける便にするのは当然の事だよね。早起きも頑張るっての!
しかし!ここでいきなりハプニング。セントレアに着いて、自動チェックイン機で搭乗手続きをしようとしたら、カウンターに行けとのメッセージ。JMBのカードがいかれてしまってるのか? 数回チャレンジしても同じ状態。すると、私が乗ろうとしている那覇行きの便が大幅に遅れているというアナウンス。
これかぁ!!!連休だから混んでるんだと思ってたカウンターの物凄い行列の意味もここで判明。みんな私と同じ便に乗る人ばっかりだって事やね。そりゃぁ〜ジャンボ機が満席になるくらいの人数がカウンターに並ぶんだもん、長蛇の列も出来るわな。
多くの人が那覇経由で離島に行くようで、乗り継ぎ便の手配や説明などで時間がかかっている様子。1時間近く並んでやっと自分の番に…本当ならセントレアを飛び立ってる時間だよ。
調べてもらったら、幸いにも一番最後の与論行きの便に乗り継ぎが出来るそうでひと安心。最悪、那覇泊まりも覚悟してたからな。今日のうちに与論にはたどり着けるみたいで良かった良かった。 行列の中にはこの遅れが許せなくて案内係の方にせっかくの旅が台無しになったからその分の金を出せと物凄い剣幕で食って掛かってる女性も居てビックリ。まぁ、その気持ちも分からないでもないけどさ、機体整備不良をうやむやにされてそのまま飛ぶ事を考えたら、4時間の遅れも仕方ないもんね。
私はといえば、出発が遅れたお詫びにもらった2000円分のお食事券が嬉しくって!ハプニングばんざい!こうなったらセントレアを思いっきり楽しんでやろう。
お食事券をフルに使って名古屋名物“ひつまぶし”を腹いっぱい堪能した後、それでもまだ時間はたっぷりあったので、スカイデッキで大好きな飛行機の離発着を間近に見て萌え萌え。後から知ったんだけど、その時、ちょうど着陸を見たでっかい飛行機が4時間遅れで博多を飛んで名古屋までやって来た私が乗る便だったんだよね。
セントレア内で存分に遊んですっかり疲れてしまったので、搭乗口のソファで1時間ほど休憩を取って、いざ機内へ!長かった、本当に長かった。本来ならもう与論に着いて、もずくそばを食べてるはずだったのに。
満席だったはずの那覇行きの便は、ガラガラ。他の便に変えたり、別の乗り継ぎ方法を取った人もいたみたいだからな。遅れた事もあってなのか、搭乗人数が少ないからなのか、客室乗務員さんのサービスがいつも以上に親切丁寧でなんだか嬉しくなる単純な私。 今回、初めて2階席だったんだけど、これがまた快適!窓際の肘置きが手荷物の収納場所になってるんだよ。頭上だと飛行中に出し入れするのもちょっと遠慮してしまうけど、この場所なら気を遣う事も無いしね。あまりの快適さと睡眠不足、そしてセントレアではしゃぎすぎてすっかり爆睡。空から与論が見えるであろう側の窓際を選んでたのに、気がついたらもう与論上空を過ぎた後だったぁ!ガクっ。
そして無事、那覇空港着。与論行きのRACの搭乗手続きを済ませ、帰りに土産を買う為の下見も兼ねて1時間ほど空港内を散策。 RACの搭乗口に行くと、思っていた以上にたくさんの人がいてビックリ。でも、ほとんどが宮古島行きの人だったんだよね。与論行きはたったの13人。少なっ!バスで乗り場まで移動して、可愛いRAC機を目の当たりにすると、いよいよ与論だ!ってワクワクした気持ちになってしまう。
雲はあるものの上空からの景色は最高!RAC機は低空を飛んでくれるので、沖縄本島の景色がとてもリアルに楽しめる。ずっと窓にへばりつくこと30分、見えてきたよ、誠の島!! 沖縄周辺の海も綺麗だけど、やっぱりこの与論をとりまく海の綺麗さにはかなわない。空港に着陸する寸前に窓の下に見える海はいつ見ても感動。あぁ〜遂に帰って来たよぉ!!
小さな飛行機を降りて小さな白い空港の建物に入ると、すぐにダイゴさんの姿を発見!ただいま!!もうすっかり見慣れた風景を懐かしみながら、ビレッジに向かう。茶花からビレッジまでの道端に黒い壺がいっぱい並べられた一角を目撃。2年来ない間に変わってるところもあるんだな〜
ビレッジ号を降りると、目の前にケン!あれ?ケンともう一人は誰?ってか、これがケン??とりあえず2匹をナデナデ。丸くて貫禄がある方がケンで、若い方がケンの子供なんだって。ケン太りすぎ!
たらに入ると、お母さんが笑顔で温かく迎えてくれる。あぁ〜実家に帰るってのはこう言う感覚なのかもな。ジュースを一杯いただいて、部屋の鍵を受け取る。お母さんが今日はまだケンの散歩に行ってないと話してたので、晩ご飯の時間までケンとその娘わんこと一緒にメーラビまでお散歩に行く事に。ケンくらいの小さいサイズのわんこなら2頭曳きでも全然平気。 初めて与論に来た時、メーラビへの行き方が分からなくて困ってたら、ケンがやってきて案内してくれたんだよな。そのケンもすっかり年とっちゃって、歩くのも辛そうでちょっと切なくなってしまう。
程なくして到着したメーラビは相変わらず素敵な光景を見せてくれる。ケン&娘のリードを外すと、白い浜辺を楽しそうに走り回る。私も一緒になって走り回る。 すぐに疲れて休んでるケンの隣に座って私もしばらく海を見つめてぼんやりと過ごす。若いケンの娘は私が見つけたでっかいヤドカリに激しく興奮!気がつくとケンもカニ穴を見つけて穴掘り開始。まだまだ若いものには負けへんで!って感じが可笑しくてたまらない。 そうこうするうちに太陽も傾き、贅沢すぎる与論のサンセットを独り占めで楽しむ。幸せ〜
ふと振り返ると、後方に怪しげな黒い雲。与論の突然の雨は油断ならないから、慌ててビレッジに帰る。 もっと遊んで居たかったのかケンの娘がどうしても捕まらなくって困ったのだけど、帰ってからビレッジのスタッフさんに聞いたら、この娘は茶花の別のお家にもらわれて行った子で、そこの飼い主さんが旅行で居ない間、ビレッジで預かっているんだって。名前はベラって言うらしい。
軽くひとっ風呂浴びてから、晩ご飯。たらに行くと、お母さんが「今日は下で食べてね!」って。よく理解出来ないままに人のざわめきがあるペンションの方に行くと、映画「めがね」のセットとして作られたキッチンの周辺にみんな集まってご飯を食べている。 キッチンの真ん中にはでっかい鉄板があって、そこで中さんに指導されつつスタッフの男の子が豚肉のステーキを焼いてる。いつものたらのご飯とはひと味違ったバーベQ方式のバイキング。これは楽しい!ダイゴさんも宿泊者に混じって普通に飲み食いしてるし。そこに混ぜてもらって、いろんな料理をたらふく味わう。
そのうち、残った人たちで献奉が始まったので、参加させていただく。メンバーは大阪から家族5人で来ている鳥山明似のお父さん、与論が好きでとうとう看護士として就職してしまった美人さんと、その方が前に務めていた神奈川の病院のダイビングが大好きなナイナイ矢部っち似の先生と、板長の中さんと私の4人。 美人看護士さんと矢部っち先生は恋人どおしなのかなって思ってたら、思いっきり否定されたよ。良いオトコなのになぁ〜
お開きになった後、ダイゴさんの小部屋(?)の前を通ったら、鳥山父さんの娘たちとダイゴさんがセッションしていたので見物しに行く。滞在中、ダイゴさんがドラムを教えたら上のお姉ちゃんがかなり上達したそうで、最後の夜にセッションしよう!って話になったみたい。 いきなり他人の私が入ってきたので恥ずかしそうだったけど、見事な演奏を聴かせてもらいました。若いって素晴らしい!!
その後、まだ時間も早いので茶花へ飲みに行こう!って話が盛り上がり、私がまだ行った事のない“居酒屋ひょうきん”へ、鳥山父と上のお姉ちゃん、ダイゴさんと4人でレッツGO!!
しかし!ビレッジでたらふく食べた後、飲み物しか注文できないもどかしさ…鳥山父とダイゴさんは有泉瓶持って座敷の宴会場に突入して笑わせてくれる。鳥山娘にそんな父の事を聞くと、普段はこんな姿は見せないんだとか。与論に来るたび、父の楽しそうな姿を見れて嬉しいって。なんだか良い話にほっこり。
二人が席に戻ってきて話をしてると、2階からなんと!アッキーが降りてきてダイゴさんと二人してビックリ!! 今日の便で与論に帰って来てる事は聞いてたけど、空港じゃなくここで遭遇するとは!!挨拶しかしなかったけど、ダイゴさんの話では同級生達と飲んでたんじゃないかなって。
その後、近所のサンコーラルのひろき君もやってきてちょこっと挨拶。もっと飲みたい様子だったけど、奥様に無理矢理連れて帰されて行く姿がなんとも可愛い。5ヶ月になる赤ちゃんにも会えて嬉しい限り。 彼には明日のライブの詳細を教えてもらって、さらにチケットまで手配してもらったんでひたすら感謝。
これ以上飲み食いは無理なので、お開きに。初日の夜はこうして更けていったのでした。


9月24日(月)
昨夜の就寝は遅かったけど、いつも仕事の日に起きてる時間に目覚めてしまう。携帯の目覚ましを解除しとかなかった私が悪いんだけど。今日は昼ごろ着の船で相方がやってくるし、与論での時間を無駄にはしたくないのでそのまま起きる事にする。
今日もまた良すぎるくらいに良い天気。朝ご飯を食べてから水着に着替え、カメラ片手にビレッジ周辺を探索して与論の自然を満喫。そうこうしてメーラビに着くと、干潮時で浜辺が昨日より広い!しかも快晴のおかげで海の色もありえないほどの青のグラデーションを見せてくれている。 思わず叫んで走り出そうとした瞬間、浜に下りる小道の出口を塞ぐようにでっかいクモがでっかい巣を張ってるのに気付いて一瞬足止め。やべぇ!!全身クモの巣まみれになるところだった!どうしようか悩みつつ、申し訳ないけど巣の一部を壊させてもらって、そこを潜りぬけて浜に下りる。 そんな大きな巣が人に破られずにいるって事は、今このメーラビには誰も来てないって事だよね!まさにプライベートビーチ!
朝も早く太陽もそんなに高くないので、海の水はまだ冷たい。泳ぎまわる体力にも自信が無いんで、波打ち際に足を投げ出して座って時間も忘れてひたすら綺麗過ぎる海を見つめて過ごす。このままずっとここで過ごせたらどんなに幸せか。日常のストレスもみんな洗い流していこう。
ビレッジに戻って、シャワーを浴びる。水や汗に強いかなり強力な日焼け止めをガッツリ塗ったハズなのに、手も足も顔も酷く日焼けしてしまってる!与論の日差し、恐るべし。
まだ時間に余裕があるので、水着と昨日着ていた服の洗濯をしつつ、今頃フェリー旅を楽しんでるであろう相方にメールをしてみる。すると、もう間もなく与論に着くって返事。え!?昼過ぎ、12時半くらいの着だってダイゴさん言ってたよね? 慌ててダイゴさんにメールして、ダッシュで港まで迎えに行く。もう相方は着いてるはず!なのに、前を走る軽トラのおっちゃんが超安全運転。相方に電話をしても応答なし…どうなってるんだ!?港が見える…もうフェリーは着いている!やべぇ!!!
すると、港に下りる手前の道の前方を相方がこっちに向かって歩いてくるのを発見!!このクソ暑い中、ここまで歩いて来たのか!?相方いわく、船降りても誰も居なかったから歩いて来たって。逞しすぎる!お互いもう大笑い。
相方との話の中で、アッキーの妹さんも帰郷している事を知ったダイゴさんが、いきなりむらなか屋に寄りたいと言い出して焦る。久しぶりに家族水入らずでいるだろうから、今回はなるべく訪問は避けようと思ってたから余計に。 アッキーの妹さんと同級生で、昔から妹さんが憧れの存在だったというダイゴさんは嬉しそうにお話をしている。恐縮しながら店の前で待ってるとアキママがやってきてくれてさらに恐縮。挨拶をして、物凄く増えてしまったというにゃんこの話でメロメロになりつつ、店を後に。思いもかけない出来事に汗だく。
ビレッジに着いて、早速楽しみにしていた鶏飯をいただく。以前、相方が沖縄にライブを見に来た際に、昼間飛行機往復でこのたらの鶏飯を食べに来た話になる。お母さんも最初誰だか分からなかったみたいで、後から気付いてビックリしたって。昨夜も中さんも献奉の時にその話をしてたもんな。どうやらビレッジの伝説になってるらしい。カッコよすぎる!
昨日一緒に飲んだ大阪の鳥山親子と12月のヨロン島感謝祭での再会を誓って見送った後、相方と二人でメーラビへ。朝に比べると随分波が高くなっていて、ちょっと恐怖。波打ち際でも油断していると波に飲まれそうになったり、ひっくり返ったり。それがなんとも可笑しくて笑いっぱなし。30代後半の女が二人、海に浸かってずっと笑っている図は知らない人が見たら、かなり怖いだろうな〜 人が他に居ないプライベートビーチだからこそ生まれる開放感がたまらなく嬉しいし楽しい。何をやってるわけでもないのに、人をそこまでさせてしまう不思議なチカラが与論にはあるんだろうな。魅力的な島。
今日は今回の与論旅の目的のひとつ、アッキーのソロライブの日でもあるんだよね。18時開場なので、たらで晩ご飯を食べる事は出来ない。どっかで軽く食事をしないといけないので、着替えをしてから徒歩で茶花の街に降りる事に。 途中、ヤギが3頭繋がれた畑(?)があって、思わず寄り道。近くでヤギを見ることって無いから興味津々。とぼけた表情しているのに、結構凶暴な所もあっておっかなびっくりでまたもや大笑い。笑いすぎやな、私ら。蚊に喰われまくりやし。
そんな寄り道なんかしてるから店に入って食べてる時間もなくなってしまったので、アイショップで何かを買う事にする。店に入ると、そこにアッキーの弟のサトシ君と父の浩一さんとバッタリ。まだここに居ても大丈夫なの?って思いつつ、与論時間の存在を思い出して一人で納得。
パンと鶏の唐揚げを買って、茶花海岸のステージ前のベンチで食べていると、ダイゴさんから会場のプリシアへ行くとの連絡が入ったので、現状を知らせて拾ってもらう。プリシアの駐車場は既にいっぱいだったけど、ちょっと離れた裏手に車を止めて難を逃れる。そっちのが会場に近いんだよ!さすが地元民。
会場前に着くと、そこにはもう浩一さんの姿。改めてご挨拶をしつつ、プリシアに泊まってる神奈川のコブファン親子を待つ。会場の屋上が展望台になってるので上がろうとすると、上からよろんの里のマスターに激似の人物が降りてくる。 向こうは私を見ても反応しなかったので、ご兄弟かなぁ?しかし良く似てるなぁ〜なんて思っていると、すれ違いざまに私の顔を見て一瞬動きが止まる。まちがいない!本人だよぉ!! そのまましばし、歓談。マスターは法事があって与論に帰って来てて、良いタイミングでライブがあったので見に来たって。私らも驚いたけど、マスターもかなり驚いたみたい。まさかここまで見に来るなんて…と、ちょっと呆れ顔。 日ごろのストレスがかなり溜まりまくって与論への想いが爆発しそうになってた頃だったから、アッキーがライブをやってくれて本当に感謝。
神奈川のコブ友親子もやってきたので、会場のクレアへ入場。ちょうど一組めのライブが始まるところ。後ろの方はかなりギュウギュウだったけど、前の方に行ったら結構空いてたので、適当な場所に腰を下ろす。 ふと気がつけば、左隣は一緒にやってきたビレッジスタッフの女の子だし、右斜め前には浩一さんの姿!浩一さん、ベストポジションをキープしてる!!
一組めは現役の与論中学の女子生徒さん2人。三線と唄を1曲披露して終了。なんとも初々しい姿が印象的。続いては、与論出身で現在鹿児島市内でストリートで活躍しているというギタリストの堀謙吾君が登場。 ダイゴさんから教えてもらった話では、超有名某レーベルの奄美諸島全部を対象としたオーディションに合格したものの、もっといろんな世界を体験してみたいという理由で断った、ブランドに惑わされないしっかりした考えを持ってる子らしい。 そう言うのを聞いていたからかもしれないけど、確かに歌や演奏でもしっかりしてるなって印象が強かったな。彼の今後に期待だね。
そして待ってました!続いては与論が生んだ宇宙少年・川畑アッキーのライブ!!弟のサトシ君とギターの大竹さんがサポートとして参加。最前列でステージを見守る父の浩一さんの嬉しそうな表情がなんとも素敵。 そんな父の姿に恥ずかしそうに、でも何度も語りかけるように歌うアッキーの姿も印象的。とても素晴らしい親孝行だよな〜そう言うのを見ているだけで幸せな気持ちになってしまう。
与論の代表的な方言でもある“トートゥガナシ〜ありがとう”では、昼間にむらなか屋に寄った時にアキママから聞いたエピソードがふと思い浮かんで、思わずウルッと来てしまう。おばあちゃんも孫たちに歌で送ってもらえてとても喜んでたんだろうな。
ライブの途中で、サポートの大竹さんが個人的だけど…と、もうすぐ結婚する事を報告。与論に来たのは初めてだけど凄く気に入ったそうで、この素敵な島のこの場で奥様になられる方へのお礼がしたいって。なんだか感動の連続だなぁ〜大竹さん、おめでとう!!
前半は三線を使った比較的静かめの曲、中盤あたりからだんだんテンポも上がってきて、終盤はアコバージョンが一転して、いきなりバンド形式のライブに! 高校時代、アッキーと一緒にバンドを組んでいたと言うベースの方が加わり、サトシ君はステージ下にセットされたドラムセットに移動、大竹さんもエレキギターに持ち替えて雰囲気は一変。
今夜限りのスペシャルバンドで「与論島慕情〜ブルースバージョン〜」、そしてなんと!「運命船サラバ号出発」まで披露!!まさかアッキーのソロライブでバンド形式のサラバ号が聴けるなんて思ってもみなかったのでビックリするやら嬉しいやら。 どこかアマチュア感漂うライブがこれまた最高に新鮮で、アッキーの原点を見た感じ。今日のこのライブを見れてなんて幸せなんだろう、私。
興奮冷めやらぬうちに、トリはかりゆしバンドのライブ。かりゆし酒場のような盛り上がりを期待してたんだけど、なかなかみんな踊り出さない。今日は与論の人が多いからなのか? 哲ヤカも歌いながら目で“さぁ、踊りましょう皆さん!”って訴えてる感じなのに。終盤になってやっと盛り上がって来て、せっかくなんで私も一緒になって踊らせてもらう。かりゆしバンドのライブはやっぱこうでなくっちゃね!
そして最後はイベント実行委員の方々からのご挨拶。手作り感溢れる温かいイベントだったもんな〜スタッフの皆様、お疲れ様。
アッキーにもお疲れ様の挨拶をしたかったのだけど、会場には親族や同級生などとにかく深い関係の方がいっぱいで、その方々一人一人に挨拶をしているアッキーに声をかけるタイミングを失い、そのまま会場を後に。 神奈川のコブ友がどうしても挨拶を…との事だったので、お子様たちを私が預かってしばらく待つ。お子様が居るとなかなか思うように行動出来ないもんね。でも、ちゃんと挨拶できたようでほっとひと安心。
ダイゴさんがアッキーの妹さんたちの仲間と一緒に「かよい舟」に飲みに行くと言うので、私たちも用事を済ませ次第、タクシーで茶花を目指す。ってか、客の私らを放って自分だけ先に飲みに行くんかい!!まぁ、いつもの事だから良いんだけどね。 店に着くと、ダイゴ一行はもうすっかり盛り上がってて、その座敷には私らの座るスペースなどない。そんな事は分かっていたので、別の座敷に案内してもらって、コブ友3人とお子様2人でお食事する事に。
朝早くに家を出て、昼間いっぱい遊んで疲れたんだろうね、お子様達はすぐにダウン。大人3人でゆっくりとアホな話で盛り上がって夜は更けていく。 翌日、早くから予定があるというのでコブ友親子は先にお帰り。軽くヨッパなコブ友を心配しつつ見送った後、店も閉まりそうなのでしばらくしてお開き。
すぐ近くにタクシー屋さんもあるけど、なんだか歩きたい気分だったので、ビレッジまでタラタラ歩いて戻る事に。 買い物したかったアイショップがもうすっかり閉まっててショックを受けつつ角を曲がると、向こうからアッキー御一行+大竹さんの彼女さんがやってくるじゃないか!しかも御一行も軽くヨッパ? 相変わらず変なテンションの私らが挨拶をすると、すれ違いざまに「歩いて帰るのか?」「ひょうきんはもう閉まってるぞ」「飲める店は無いぞ」などといろいろ言ってくれるアッキーにまたもやテンションが変になってしまう。 ビレッジまでの道のりもなんだかあっと言う間。
そんなこんなで、2日目の与論はおかしなテンションで締めくくられたのでした。


9月25日(火)
与論に来ると、予定なんてもあったもんじゃない。特に私と相方の間だと酷い。でも今日は出来る限り予定通りにしようと目覚ましとほぼ同時に起きて朝の支度。 今日は午前中に与論の母となったコブ友・すみっぺの家に遊びに行って、その帰りにちょっと泳いで、十五夜踊りを見に行くと言う予定を立てる。
朝ご飯を食べて、着替えをして、バイクを借りていざ出発!すみっぺの家は百合ヶ浜のある大金久海岸の近くなんで、バイク移動じゃないと時間的に厳しいんだよね。 久しぶりに乗るバイクは最初恐々、でも慣れるとこんな快適な乗り物は無い!!与論は、普段は身分証明書としてしか利用価値のない運転免許証を唯一有効活用できる島なのだ。
いざ出発したのは良いけど、前に一度だけ行ったのが2年前。しかもその時はすみっぺに近くまで迎えに来てもらって自力で行った訳じゃない。 県道から入る道の角に特徴的な家があったのだけど、どんな特徴だったのかも忘れてる。取りあえず行けば分かるだろうと行ってみたものの、やはり撃沈。 結局、すみっぺにヘルプを出して迎えに来てもらうハメに…あぁ〜情けない。でももう覚えた!!次はもう迷わない。
すみっぺは全く変わってないんだけど、前にお邪魔した時はまだ伝い歩きしてた赤ちゃんはすっかり大きくなって、しかもお姉ちゃんになってる!下の子は4月に生まれたばかりの髪の毛がふっさふさの女の子。 月日の流れの早さと変化に思いっきりノックアウトされた気分。数年前までは一緒に与論に遊びに来てたのに、今やすっかり与論の母だもんな。面白い。
穏やかな時間の流れに身を任せていたら、気がつけばもう昼も回ってる。すみっぺもまだ十五夜踊りは見た事がないらしいので一緒に見に行く事になり、昼ご飯も一緒に食べようって話に。
もう泳ぎに行くのは諦めて、一度ビレッジに寄って水着を脱いでから、すみっぺ親子と一緒に「海岸通り」へ。 シャコガイパフェが食べたくて入ったのだけど、思わずゴーヤピザも注文。
予想以上にたらふくになった腹を抱えて、いざ十五夜踊りの会場へ。着いた時にはちょうど観光課のポニーが所属する二番組の「あみたぼうり」と言う、雨乞いの踊りが始まったところ!ナイスタイミング!!
とりあえず見やすい適当な場所を確保して祭りを楽しむ。このお祭りに関しての詳しい事は与論関連のHPに詳しく出てるんで、気になる方は調べてみて下さいませ。 二番組は顔も隠した黒装束の地味な踊りなんだけど、一番組はお面を被ったりして、物語形式になってるみたい。セリフは昔の島の言葉だったりするので全く理解不能だけど、踊りの前に簡単な説明があるので、何となく流れは理解出来る。 踊り子さんにもピンマイクがついてるので、セリフや歌もスピーカー通じて聞こえるんだけど、そのマイクの音が小さかったり、踊り子さんがセリフや踊りを忘れたり間違ったり、はたまた腰帯が解けて中断してしまったりとハプニングが続出! その度に地元の人からツッコミが入ったり、笑いが起こったり、踊り子さん自身までもが笑ってごまかしたりなんだかアットホーム。国の重要無形文化財だという緊張感も全くナシな所がたまらなく微笑ましい。
ビレッジのお母さんが神社にお供えに来た帰りに私たちの所へ来てくれる。ダイゴさんの弟さんも二番組で踊っているんだって!しかも来月には愛知に引っ越す事になったので、これが最後の踊りになるんだって。 弟さんとは面識は無いけど、しっかり見届けさせてもらう事に。
ふと空を見上げると、さっきまで真っ青だった空に黒く低い雲がモクモク。そして大粒の雨がいきなりザーーーーッ!!!まさかこんな事になるとは思ってないから傘なんて持ってないし。 なんとか木の根元で雨宿りをしてたら、目の前の二番組のテントにいたおっちゃんが中に入っておいで!って言ってくれたので、お言葉に甘えさせてもらう。 こう言う時に小さい子が一緒に居ると得かも…ってか「あみたぼうり」の舞が天に通じたって事か!?すげぇ!与論十五夜踊り!!!
なんて感心してたら、さっき声をかけてくれたおっちゃんが嬉しそうに杯に有泉を注いでる!ダメだぁ!今日はバイクで来てるよ〜〜物凄く飲みたい気持ちとおっちゃんの気持ちに答えられない申し訳なさで、気持ちだけいただいて返杯。全く、惜しい事をしたよ。
雨が止んで、お祭り再開。そして島の人たちはこれを楽しみにしてるんだろうなって宴会が始まる。それでもまだお祭りは中休みだって言うから凄い。 見物人の私らにもお弁当を配ってもらってなんだか申し訳ない。その場で食べたい所だけど、この後たらの夕食が待ってるんだよな〜ここで食べたら夕食が食べられなくなってしまう。 いただいたお弁当は、途中から参加の神奈川コブ友親子と、すみっぺ親子に持ち帰ってもらう事に。
そしてここでも遭遇の、よろんの里のマスター。献奉のお誘いに答えられなくてただただ恐縮…でもマスター自身はヨッパで覚えてない可能性が高いな。 雨での中断もあって予定より押し気味のお祭り。バイクの返却が18時なので、そろそろ戻らないとまずい。 最後の綱引きも参加したかったのに…すみっぺの上の子がちょっとご機嫌ななめになって来たってのもあったので、名残り惜しみつつ帰る事に。
今回の旅のもうひとつの楽しみの十五夜踊りは最後まで楽しめなくて残念無念。また是非この時期に来て、思う存分祭りも献奉も楽しめると良いな。
すみっぺ親子を見送り、途中バイクにガソリンを入れつつ、私らもビレッジ目指して帰宅。 途中、むらなか屋の前あたりで“とぅんがーもんぎゃー”(正式名称不明:十五夜に行われる島の習慣)している子供の団体に遭遇。私も仲間に入りたい!
ギリギリ18時前にビレッジに戻ったものの、明日も泳ぎに行きたいから急遽あと半日レンタルを延ばそうって事になり、バイクを取りに来た兄さんに追加料金を払う。もっと早く決めてたら、慌てて祭りから帰る事もなかったんだけどね。やっぱり予定はグダグダな私ら。
そして待ちに待った晩ご飯!今夜はたらで。案内された中央の大きなテーブル席に出ているおかずの中に唐辛子入りのものが! これは喰えないなぁ〜と思いつつ、写真を撮りたかったので料理が全部出てくるのを待ってたら、中さんが私らの席は向かい側だって。向こうは唐辛子使ってない料理だから…って。初日に中さんに話した事をちゃんと覚えてくれてて感動。ありがとう、中さん。
連泊してる人には毎日なるべく違った料理を味わってもらいたいって言う中さんの愛情もこのビレッジでの食事の魅力のひとつなんだろうな。 しかもその料の多さにビビリまくり。まだまだ出てくる!もしかしたら、昨夜はたらで食べられなかったから、その分も出してくれてるのかな…なんて思ったり。やっぱ祭りでもらった弁当食べなくてよかったよ。
盛りだくさんの料理を堪能していたら、向かいの席に若いお兄さん2人がやってくる。程なくしてダイゴさんもやってきて一緒に食事。 話を聞いてると、そのお兄さんのひとりは映画「めがね」の撮影スタッフ・ノブさん。その時に仕事で初めて与論に来て、すっかり虜になってしまったと。 もうひとりは鹿児島の方で、ダイゴさんの友人F山さん。偶然ノブさんと沖縄の仕事で一緒になって与論の話になり、さらにビレッジのファンである事が判明して、その沖縄での仕事が予定より早く終わったので一緒に与論に寄ろう!って決めたんだって。 なんか凄い繋がりだよね。
そして、たらのTVで「めがね」の宣伝用の番組を収録したDVDをみんなで鑑賞。ますます観たくなってしまう。与論でも上映してたら良いのに〜 なんてウズウズしてたら、外から物凄い音。いきなりのスコールに一同騒然。凄まじい音なんだよ〜何度体験してもビックリしてしまうな。
すると、いきなりお母さんの「あぁ!団子!!!」って叫び声。満月にお供えしてあったお団子がスコールに襲われてるらしい!慌てて団子救出に向かうダイゴ&撮影班一行。 3人が戻るのを待ってると、お母さんが有泉ロックを私らに一杯ずつ出してくれる。ひと口飲んでリタイアした相方の分まで飲まねばならんのか!!さすがにロック2杯はキツいので、F山さんに飲んでもらう事に。 そして、ダイゴさんの誘いで、妹さんのまさよさんのお宅にお邪魔する事に。なんでも月見バーベQ会をしているらしい。それは楽しそうだ!
まさよさんのお宅はビレッジから茶花に降りる途中にある。その昔、ダイゴさん達もここに住んでいた事があったとか。 ダイゴさんのお父さん、つまりビレッジの創立者でもあるタラさんが設計した家だそうで、全てにおいてタラさんのこだわりがちりばめられてる夢のような家。 ここに少し前から新婚ホヤホヤのまさよさんが住んでいるんだとか。
で、その夢のようなお宅にいきなりお邪魔する事になってやや緊張気味。まさよさんとはこれまで直接話した事は無かったし、ましてや新婚さんのお宅だよ〜緊張しない方がおかしいだろうて。 でも、まさよ夫妻の明るさにそんな気持ちも一瞬にして吹き飛んでしまった。面白すぎる、この夫婦!!
肝心の庭でのバーベQはさっきの激しいスコールで室内に急遽変更。たらの料理ですっかり満腹になってる私は飲み物すら入っていかない情けないありさま。 焼肉やいろんな食べ物を次々に出してくれるのだけど、もう限界。決して遠慮してる訳ではないんだよ。
まさよさん家には、まさよさんの同級生さんたちもたくさん来られてて、本当に賑やか。与論の人たちって、人どおしの繋がりが物凄く強くて深いんだよね。 特に同級生どおしがみんな物凄く仲が良いし、結束も強いんだよ。私の感覚では歳を取るにつれて、そう言うのはだんだん無くなっていくのが普通だと思ってるんだけど、与論の人たちは何年経ってもその繋がりがずっと続いてる。 それって素晴らしい事だと思うし、羨ましい事だと思う。与論の人たちから受ける温かさはきっとそう言うのが関係してるんじゃないかなって思うんだ。 知れば知るほど、魅力的な島。もっともっと好きになって行く島。
海がたまらなく綺麗なのと気候と人がとても温かいだけで他には自然しかないところだけど、目に見えない何かを感じてるんだろうな。与論を愛する人たちって、どこか“同じニオイ”がするんだよね。きっと共通の何かを持ってるんだと思う。 それを今回の旅でより強く感じた気がする。
いっぱい笑って、いっぱい話して、そしていっぱい飲んで喰って、与論最後の夜はこれで終了。


9月26日(水)
あっと言う間に最終日。与論に来る度にいろんな人との出逢いがあって、やりたい事も、行きたい所も、会いたい人もどんどん増えて行ってるんだよね。 こんなの4日間じゃ足りない!!ゆっくりしに来てるのに、結局結構忙しいくてバタバタ。でも同じ「忙しい」でも、日常とは全然別。嬉しい忙しさ。心の充実感は間違いなく大きい。
さて、最終日の予定はとにかく北側の海へ行くこと!与論で一番景色も海も綺麗な海へ。 最後の朝ご飯を堪能した後、着替えをしてバイクでまずサンコーラルへ。初日にひろき君に挨拶しがてらお土産を買うつもりだったのだけど、飛行機の遅れで時間が無くそのまま夜になってしまったから、来れなかったのよね。 残念ながらひろき君は仕事中で会えずじまい。お店の方(お母さん?)に伝言をして、お土産を家まで送る段取りをしてお店を後に。
そして、むらなか屋にもご挨拶。サトシ君がちょうど店から出ようとしてたところだったので、ちょこっとお話。 アキママも出てきてくれて、セントレアで買って渡しそびれてたお土産と今回与論に来れなかったコブ友たちから預かってるアッキーへの贈り物など諸々をアキママに託し店を出ようとすると、奥から手作りのお菓子を持ってきてくれたり、梨をくれたり…もう恐縮するばかり。
名残惜しい気持ちを堪えて、お店を後に。そして相方がアイショップで買い物して出てきた時に、まさよさんがバイクで満面の笑みを湛えて目の前を通り過ぎる。後で聞いた話、その時の私らの姿はゆんぬんちゅ(与論人)だったらしい。すっかり溶け込みすぎたか。
茶花での最後の目的は郵便局。相方は荷物を送り、私はお金の振込みに。10時くらいに入ったのだけど、物凄い人!ゆうパックや郵便物の受付窓口は長蛇の列。 無事に用を全て済ませたので、いざ海へ!郵便局から茶花のJA前辺りに差し掛かったとき、誰かが私の名前を呼ぶのが聞こえる。あっ、神奈川のコブ友親子やん!自転車で街を走るその姿は、もはや観光客なんかじゃなく、与論の人だよ。君たちも与論に溶け込みすぎだ。
神奈川コブ友とは一緒の飛行機で帰るので、その場は挨拶だけでひとまずお別れ。我々には時間が無いので先を急ぐのみ!県道を行けばもっと早く目的の浜に着けるかもしれないけど、迷う可能性があるので、ぐるっと大回り。
海沿いの木立の向こうに青い海が見えてくる。何度来ても感動の光景。昨日もすみっぺの家に行く途中で見たけど、昨日より色が綺麗かも。 思わず叫びたくなる衝動を抑えるのに必死。なんでそんなに綺麗なんだよぉ!!!
そして無事到着した寺崎海岸。メーラビと共に「めがね」の撮影にも使われた、どこよりも白くて細かい砂が特徴的な浜辺。出来ればそちらの浜で泳ぎたかったのだけど、先客が居たので遠慮して隣の浜へ。 海の色が最高に素晴らしい。青のグラデーションが芸術的。リーフの方にも浜辺が出ているようで、これまで見た事のない不思議な光景。
思いっきり潮が引いているのでサンゴの岩がいっぱい出ている。くぼみには取り残された魚がたくさんいて、泳ぐのはやめて磯遊びに没頭! 可愛い熱帯魚たちはもちろん、ナマコやウニ、ヒトデ、その他名前も分からない不思議な生き物達がいっぱい!物凄く綺麗な色のアメフラシに出逢えたのも感動だったな。生き物好きにはたまらない浜辺だね。
とことん磯を堪能した後、せっかくなんでもうひとつの寺崎海岸にも行ってみようって事になったのだけど、時計を見てビックリ!もう12時前だよ!バイクの返却タイムリミット間近。 結局白い浜辺が綺麗な寺崎海岸には降りる事なく、しっかりとその白さをこの目に焼き付けて海を後にしたのでした。
ビレッジに戻りシャワーを浴びてスッキリしてたらへ。最後の昼ご飯もやっぱりたらのご飯。私は鶏飯に並ぶたらのお気に入りメニューの油そうめんをいただく。 そしてナイフをお借りして、アキママにもらった梨もむいて食べる。最高のご飯に最高のデザート。さらにお母さんから与論焼きのお茶碗のお土産まで頂き、感動の嵐。温かいものがいっぱい詰まりすぎてお腹も胸もいっぱい。 12月の大阪でのヨロン島ファン感謝祭のチケットもビレッジで無事買えたし、後は荷造りと精算だけ。
気がつけば、もう14時を回ってる。そろそろ下に降りて精算しないと時間ないかも…与論時間が流れてるのは分かってるけど、ダイゴさんに借りたマンガに夢中になる相方を急かして、4日間お世話になった208号室を後に。
ダイゴさんはF山さんを見送りに行ってそのままノブさんと遊びに出かけてるらしく、空港までの移動はアッキーのライブに一緒に行った女性スタッフさんがしてくれる。 ペンション前のキッチン“ハマダ”の全景もカメラに収めたかったな、ケンにももっといっぱいしばしのお別れ言いたかったな、そしてお母さんや中さんと記念写真を撮りたかったな。 いろいろやり残した想いを胸に、ビレッジとさようなら。なんとも切ない。あぁ、帰りたくない。
空港に着いて、搭乗手続きをしていると足元に何かを感じる。はっ!ゆかちゃん!!そしてすみっぺ!!!あゆみちゃんも!みんなで見送りに来てくれたんだぁ!!嬉しいなぁ〜 神奈川コブ友親子とも合流。空港にはかりゆしバンドの哲ヤカと美也子さんも来ていて、見送りしてくれる…私らの見送りじゃないんだけどね。
無情にも時は過ぎ、とうとう搭乗開始時間に。来る時は乗るのがあんなに嬉しいRAC機も、帰りになると乗りたくなくなるのはナゼ。あっと言う間に与論を飛び立ち、その大好きな島の姿がだんだん小さくなり、窓からは見えなくなってしまう。 急に寂しい気持ちに激しく襲われて涙がホロリ。また近いうちに絶対帰ってくるからな!待ってろ、ヨロン!!!!
神奈川コブ友と窓の外の風景を楽しみながら、沖縄でも良いから住みたいよね〜那覇からはちょっと外れたところ辺りが良いねぇ〜なんて夢話で盛り上がってるうちに、あっと言う間に那覇空港着。 乗り継ぎ時間のあんまりない神奈川コブ友親子とは乗り継ぎ用のエレベータの前でお別れ。 私らは搭乗手続きをした後、空港内でそれぞれ好き勝手に探索して過ごす。仲が良いんだか悪いんだか。土産物をごっそり買って家まで送る段取りをした後、相方発見。お互い土産物を買い終えたので、空港内のA&Wで時間潰しも兼ねて軽く食事しに行く。 そして気付いた!ビレッジの部屋のクローゼットに服を二枚かけたまんまだぁ!!!!あれだけ忘れ物は無いか確認したのに、クローゼットの中は未確認だった…しくじった。 すぐにビレッジに電話をかけて確認、着払いで送ってもらうお願いをする。最後までボケボケやな…ぼんやりし過ぎ。
そして遂に那覇空港ともお別れ。セントレア行きの搭乗口に向かう途中にある乗り継ぎ手続きカウンターに大竹さんと彼女さんの姿を発見!って事は、今日の最終便で帰るって言ってたサトシ君も一緒かな? 出来れば挨拶したいなと思って見渡してみたけど、その姿はすぐには見つかりそうに無かったので大人しく機内へ。 帰りも2階席!相方はツアーで申し込んでるので、席は別。本当に仲が良いんだか、悪いんだか。
帰りも窓から与論の姿を見るぞ!と窓際の席を確保してたのに、与論上空辺りではすっかり日が落ちて暗くなった上に雲がいっぱいでどれが与論なのかわかりゃぁ〜しない。ガックリ。
どこに行っても帰路の飛行機ではいつも爆睡だけど、今回はなんだか気持ちが昂ぶって寝れない。与論で出逢った人、新たに感じた事、そしてこれからの与論旅に向けての課題や夢などが頭の中をぐるぐる。 旧暦3月3日の浜下りも体験してみたいし、泳げない時期に行くとしたら、出来ればたくさんの仲間たちと一緒に行って浜辺のゴミ拾いをしたいな〜結構危険な割れたビンのカケラとかも当たり前のように落ちてたんだよね。 与論の綺麗な海岸にそんなゴミはいらない。そう言う清掃のイベントがもし行われているのなら、是非参加したいし。
与論に対する想いが大好きだって言うだけじゃなく、もっと深い部分もいっぱい見て触れて感じられた旅になったなって思う。 今度はいつ帰れるかな…早くまた帰れると良いな。


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