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鑑賞日 : 2008年1月14日 映画館 : ワーナー・マイカル・シネマズ津 公開前に映画館で予告を観て、それだけで泣けてしまった作品なのです。 本編なんか観たら、号泣だろうな〜と思ったので観ないでいたんだけど… 今夜にでも、いや数分後にでも我が身にふりかかってもおかしくない出来事が描かれてるんだよね。 これはちゃんと観ておかねばならない…と思ったのでした。 自然あふれる山古志の美しい風景。そこで穏やかに過ごす温かな人々。 母を亡くしても強く生きようとする、亮太君と彩ちゃんの姿にも心打たれてしまいました。そんな兄妹とマリを天国のお母さんが導いてくれのかな。 おじいちゃんを上手く味方にして、犬嫌いのお父さんに内緒でマリを飼おうとする場面は微笑ましくて心がほんわり。 そんな素朴な村の光景を一瞬にして変えてしまった突然の出来事。明るい村の人たちの辛く重い表情に胸が痛みます。 怪我をしながらも家の下敷きになった彩ちゃんとじいちゃんを励まし、そして全力で助けを求めてくれたマリを救援のヘリに乗せる事が出来ない辛さ。ヘリを追ってずっと走るマリの姿にはただただ涙。 余震が収まらず先の見えない状況の中、マリたちを心配して避難先から内緒で山古志に向かい、山の中で遭難しかかった彩ちゃんたち兄妹を一切非難せず優しく迎える村の人たちの温かさ、優しさがたまらない。 家を失った人、家族までも失った人、残して来た大切な牛や錦鯉を心配する人。突然の災難に誰もがやりきれない気持ちになっている中、それでもみんなが温かい心を持って助け合っている姿がとても印象的。 これは人と人との繋がりが強い山古志と言う村だったらこそなのかな。 いや、どんな場所でもこんな過酷な状況の中だからこそ相手の気持ちを考えて助け合っていく事が大切なんだよね。当たり前のことなんだけど、平和な中ではつい忘れてしまってるなって思いましたです。 食べるものもない過酷な環境の中で三匹の子どもを守ったマリは偉い。良く頑張った!って思いっきり強く抱きしめてあげたくなる。 あの地震で命を落とした動物たちも多かったと思うと心が痛んでならないけど。うちにもわんことにゃんこが居るから、他人事じゃないんだよね。 懐かないからとか大きくなったからと言ってすぐに手放してしまうような動物達の命を軽く捉えている人たちにも是非観てもらいたいな。 監督 : 猪股隆一 原作 : 桑原眞二、大野一興 主演 : 船越英一郎 |