ザ・コブラツイスターズライブレポ

世界エイズデー新潟2001 “I Care...Do You?”
2001.12.1(土) 新潟フェイズ

渋谷でのライブ後、相方車で新潟に向かう。長野と新潟の県境の峠で突然の雪に襲われ驚く!こんな形で今シーズンの初雪を体験するとは!眠気も一気に吹き飛んだのは言うまでもない。
早朝会場に着いてしまったがそんなに早く誰も来るはずがなく、小雨がぱらつく中しばらく会場前の軒下で雨宿りをしつつ寒さに耐え、その後街に銭湯を探しに行き入浴…天国気分を味わった。
会場に戻ると若者達がかなり集まってきている。会場の隣にある洒落たレストランで食事をしていざ入場!

中に入ってビックリビックリ!!!でっかぁぁぁぁぁ!!!金持ちの大学の体育館って感じ??ステージも凄い広いぞ!!我らコブファン7人は、最前列真ん中の席へ。振り返ると、さっきまでいた大勢の若者達は後ろの方の席に座っているではないか!
そっかぁ…みんなはきっと、学校とかから強制的に参加させられているのかもな。これは行政主催のイベントなんだった。メインはコブライブではなく、あくまでも「エイズ」に関するイベントだって事を忘れていたよ。

開演を待っていると、あるコブ友の携帯にメールが。皇太子妃雅子様が女の赤ちゃんを出産されたらしい。おおう!!女の子かぁ〜なんとなく嬉しくなる。さっき銭湯で見たTVでは陣痛が始まったって言っていたから、めちゃくちゃ安産やったんやなぁ〜

イベントは、まずはおばちゃんみたいなカツラを被ったHIVポジティヴのパトちゃんと地元のDJの兄ちゃんとのエイズに関するトークショー。その後がパトちゃんを中心に、地元の若者数人と、県の健康対策課の方や保健所の方、病院の婦長さんが参加してのエイズに関するパネルディスカッション。エイズに関する正しい知識や予防法など、熱い意見が飛び交う内容の濃い意見交換会となっていた。
そこで紹介されたアンケートの質問やメッセージが、ほとんど我々コブファンの書いたものばかりだったってのには驚き。私もパトちゃんへのメッセージを書いたのを読んでもらって、それにパトちゃんがピースサインで笑顔で反応してくれたのに密かに感動。

突然ですが、これを読んでいる人に質問!「HIV」と「AIDS」の違いって言えますか??私としては、当然ほとんどの人が知っているものだと思っていたけど、知らない人のが多いのが現状。自分のため、そして愛する人のためにも、この事をはじめエイズに関する正しい知識は持っておくべきだと私は強く思ってしまったのだった。改めてそう言う思いになれただけでも、このイベントに参加して良かったなと。

さぁ!次は我らがコブ1/2の出番!!真ん中より左寄りにセットされたトークセット。
ここで私がとても気になっていたのが、コブさんもエイズトークするのかどうか??と言う事。そう言うイベントなんだから、その話をしなくてどうする!とも思うのだが。リーダーに関してはさして違和感ないけど、アッキーが「エイズ予防の為にコンドームは必ず使いましょう!」なんて言うのか!?と思っただけでドキドキしてしまう。

ふと振り返ると、さっきまで結構いた若者達がさっさと帰って行くではないか!!「さっ、終わったから帰ろ〜」って言ってる子もいるし…終わってないよ〜なんで!?見てかないの!???おーーーい!!
かくしてあっと言う間に、凄くすきま風の多い会場に。広い会場だけあって更にその空間は痛い状態だった。あまりにも悲しいので、残った若者達に声をかけて、なるべく前に来てもらうよう説得。なんとか前のほうだけは人数が増えたけど…

司会進行のFM新潟のパーソナリティ・藤沢けいさんが登場して、ここからはちょっと気分を変えて行くとかで、けいさんの言われるままに、素直にみんなで深呼吸したり肩を上げ下げして力を抜くコブファン。
けいさんに紹介されて、静かな雰囲気の中コブ1/2の登場!!登場した二人に、いきなり地元のコブファンの男性が凄い声援を送る。なんと熱い人なんだ!

アッキーはすっかりお馴染みのキャスケットを被って、紺&グレーの上着にジーンズ、そしてこのイベントのトレードマークがプリントされたオリジナルTシャツを着用。リーダーは、赤の李Tシャツと紫なのかグレーなのか微妙な色の長袖Tシャツの重ね着に、ジーンズ。二人とも、エイズに対する理解と支援のシンボルの「レッドリボン」をそれぞれ装着。

そして、トークタイムに突入。
広い会場を見渡したアッキーが、ライトが自分達の方に向けられていて客席のみなさんの顔がよく見えないと言いつつ、キャスケットのツバの部分で自分の目を影にして客席を確認して「良く見えます…」と。
まずはレッドリボンに関する話と、トレードマークのTシャツの話に。アッキーは、そのTシャツはロビーで買った(?)そうだ。

そして、前に新潟に来たのはいつか?との話になると、すかさず地元コブファン氏が3月ぶりだと叫ぶ。本当に熱い人だ。後から聞いた話、彼は盛り上げないとこれから新潟に来てくれなくなると困るからと言う思いから、必死だったそうだ。泣かせるね。
そのまま3月のライブの話になり、アッキーが一体感のあるライブだったと話すと、地元の彼は拍手して「その通り!!」と。あまりにもハジけているのでけいさんも気になったか、女性も来ていますよね??なんて呼びかけられたりなんかしたりして、思わず我々も「はーーーい!」って声を上げる事に。

それをアッキーは、またしても影を作って確認。こっちを向く二人にみんなで手を振ってみると、ニコっと笑顔のリーダー。でも、何となく元気が無くまったりとして、いつものテンションではないぞ!その訳は、その後の話で判明!!
新潟の夜の思い出話になり、お酒が美味しいと…みんな酒が好きで

実は今朝も二日酔いで、今でもえづけが…

とリーダー。そうかぁ〜やっぱりそうだったかぁ!!

和系統なものが好みだとの話に、けいさんが「日本一日本酒の似合うバンド」じゃないか?と良いことを言ってくれる。それに対して、アッキーが賞をくれますか??なんて事を言い、更にリーダー「日本一似合うで賞!!」とベタなギャグをぶっ飛ばす。
アッキーが、すかさずそれに対して「これはダジャレですね」と解説的な一言。その様子を見たけいさんが、そんなアッキーの冷たい反応が面白い!と。よく分かってるねぇ〜!!

そしてレコーディングの話題になり、夜遅くまでやっていて、アッキーがいつもリーダーの車で家の前まで送ってもらうという話をしながら、二人で顔を見合わせてニヤっ。何なんだ!この二人は!!!けいさんも大爆笑。

ここで、PV上映タイムへ…まずは「ガムシャラ人生」らしい。アッキーのタイトルコールで始まるようになっていると言う話をした後、良いタイミングでリーダーが「ガムシャラ人生!!」とナイスボケして笑わせてくれる。
かくして、アッキーのタイトルコールでガムシャラ人生のPVスタート。ステージに下ろされたでっかいスクリーンで見るのはかなりの迫力!!でも、そのスクリーンをステージ上で見ている二人も気になって仕方なかったのは、私だけではないはずだ。

その後「ガムシャラ人生」についての話に。これまでいろんな地方のラジオ局でアッキーが話してきたであろうキャンペーントーク。
そして、藤岡弘氏の話になり、リーダーが熱く語る。けいさんも二人と同年代らしくて、仮面ライダーも含めた藤岡氏の話で軽く盛り上がったりしつつ、アッキーが社長の話なんかをしたり、コブの曲を聴いてくれた藤岡さんが「日本を変えるのは君たちだ!」なんて素晴らしい事を言ってくれたりしたとかの話も出て、最後は若い人はもちろん、藤岡さんのような世代の方にも幅広くこの曲を聴いて欲しいと言う事で、ガムシャラトークは締められる。

そして、2本目のPV上映。今度は二人そろってのタイトルコールでマーブイユシ〜魂寄せ〜へ。
これまたでかいスクリーンにぴったりのPV。ラストの会場全体でみんなが踊り狂う様子は、いつ見ても鳥肌が立ってしまう。熱い熱い大好きなPV!!そんなPVに、ほんのちょこっとだけど自分が映っている事が嬉しくてたまらない。
けいさんもそのPVにいたく感動した様子。そんなPVの話をしている時だったか、裏の方で何かが倒れたらしく凄い音が。すかさず、二人がそちらをじーーーーと凝視。リーダーは怪訝そうな顔を作り笑わせてくれる。

ライブ中の事は後からでも覚えているのか?と言う質問に、アッキーはいつも無我夢中なのでほとんど覚えてないと。常に、次のライブに向けて気持ちが行っているので…と言う、アッキーらしい前向きな発言。そのライブはその瞬間しかないんで、めいっぱい楽しんでいると。

続いてけいさんから、PVのようなあれだけの凄いパワーを送って、ライブを見に来ているみんなを元気にしている二人が、落ち込んだり辛かったりした時に一体どこからパワーをもらっているのか?との質問が。
それに対してリーダーが、ライブで跳ね返って来る物をもらっているんだと。エネルギーをかき出すだけでなく、ライブ毎にお客さんからのエネルギーをもらっていて循環しているんだと、身振り手振り付きで一所懸命語ってくれる。それは、私らにとってはかなり嬉しい言葉。私らがコブライブで楽しめば楽しむほど、コブさんを元気にしているんだって事だもんな!

しかし、それでも落ち込んでどうしようもなくなった時はどうするのか?の質問に、それを受け入れて流れに任せると言うアッキーと、本能のままに行動する街角の小さな子供達を見て悩んでいる自分が勿体ないと思い元気になると言うリーダー。
とにかく音楽のある生活って素晴らしい!と、けいさんの締めの言葉で、トークタイムは終了。

そんな素晴らしい音楽で、元気になって明日から毎日良い日を送って行けるようにと、アコースティック・ミニライブコーナーへ。
1曲目は命が生まれた日。まさに今日は、日本中の多くの人が生まれた命に歓び感動した日なんじゃないかなぁ?今日のこの日にピッタリの曲だね! アッキーの良い声がでっかい会場に響き渡る。

自己紹介で、軽くMC。気合いを入れるリーダー。そして夢の旅人へ。
アッキーのタンバリンに合わせてみんなで手拍子。気持ちよさそうに歌うアッキーと気持ちよさそうにギターを弾くリーダー。ほんわかした気分になる。

アルバムに関するMC。ツアーでまた新潟に来れるかも??と、アッキー。実現して、更に休みと重なったら是非また来たいものだよ。
最後まで全力投球!!と気合いを入れて落陽へ。アコなのに、かなり動きまくる二人。激しい!!!あぁ〜私も立ってノリたいなぁ〜とウズウズ。みんなも同じ事を考えていたそうだが、座ったままライブはこれで終了。

二人を大きな拍手で送り出す…渋谷タワレコイベント終了後、熊ちゃんに今日の新潟の詳細を聞いた時「ライブは2曲だけ」って言ってたんだけど、3曲やってくれて感激!
最後に、けいさんが明日のビルボードプレイスでの公開録音の告知をして、全てのプログラムが終了。

って、コブさんほとんどエイズの話してへんやーーーん!!!丸々キャンペーントーク!!エイズイベントとは全くの別物やったって事か??せっかくこのようなイベントに参加したんだから、エイズについてもっと話してもよかったんじゃないかなぁ??と思ったのは私だけ??それとも、コブサイドからその手の話はやめてくれと要請でもあったのか??まぁ、あり得ない話でもないが…

会場を出ると、雨はほぼやんでいたが、寒いのは相変わらず。とりあえず裏口の方で待ってみることに…
程なくして、御一行様が出てこられる。リーダーはそそくさとワゴン車の中に入って行ってしまい、手紙が渡せず。狭い通路、アッキーの周りにみんながわーーーと集まり、何とか近くに行って手紙だけは無事手渡せる。みんなが一人一人握手してもらっているので、私も!と思ったがタイミングが合わず断念。とりあえず、アッキーにリーダーへの手紙をお願いしたら快く「渡しておきます!」と。
その間、ほんの30秒ほど…みんなで御一行様の乗ったワゴンを見送る。が、窓にがっつりスモークが貼られていて、真っ黒で全く中が見えやしない。それでもくじけず、みんなで思いっきり手を振る。

明日は仕事で、これで帰ってしまう相方が、アッキーに「また明日!」って言われたと悶えていた。帰らずに明日の公録も見に行こうよ!とダメもとで誘ってみるが、相方の決心は固かった。
駐車場から新潟駅前まで相方車に乗せてもらい、そこでこれから高速で浜松まで8時間のガムシャラ帰宅をする相方をみんなで励まし、見送る。どうか、無事家に着いてくれますように…



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