ザ・コブラツイスターズライブレポ

LIVE INN PEAK-1 Opening Carnival!!「ハレルヤ・ハリケーン!」
2003.12.6(土) 大岡山PEAK-1

いつものように早起きしてコブ友たちと浜松へ向かい、相方車と合流して上京。

途中軽い渋滞などにも巻きこまれつつ、昼過ぎに難なく無事会場着。
11月のチケット発売の時にはまだまだ工事中でオープンに間に合うのだろうか?と余計な心配をしてしまっていたけど、外装もすっかり完成しライブハウスらしい外観になっていてビックリ!

隣の駐車場に相方車を停めて会場前を探索しつつ、御一行様の入りを待つ。
約2時間半後、まずは浜崎君がゴロゴロのついたベースケースを引いて会場着。挨拶をすると満面の笑みを返してくれて姉さんクラクラ。年上のオンナを惑わしちゃいけないぜ!
それからしばらくしてメンバー搭載の4649号も到着!

アッキーに手紙を渡した後、かなりお腹も減っていたので近くの商店街のちょっと小洒落たラーメン屋で腹ごしらえしたのは良いが、景気良く喰いすぎてダウン寸前。
開場までの間、相方車でしばらく休んだものの回復ならず。

そしていよいよ開場!
夕方からは天気が崩れると聞いていたものの、幸いにも雨は降らずにひと安心。
地下への階段を下りて会場に入ると、立派なライブハウスに変身していて感心するばかり。狭すぎず広すぎずお手頃サイズな大きさ。新しいので綺麗で気持ちも良い。ステージの高さもステージとの距離もかなり良い感じで嬉しくなる。

ライブ仕様に着替えをしていると、開演までまだ30分はあるはずなのにステージではもうライブが始まっている様子。もしかしてオープニングアクトのライブは開演時間よりも前にするって事か?
着替えを済ませて自分の位置に戻り、オープニングアクトのバンドさんから対バンのライブをひと通り楽しませてもらう。

この会場、ステージ上に「袖」に該当する場所がないのでステージの両隅や客席の片隅に各バンドの楽器や機材が詰まれていたり、客席後ろのドリンクコーナー横の階段から上が楽屋らしく、バンドのメンバーさん達はその楽屋から客席を通り隅に柵で仕切られているだけの通路を通りステージ上がっていてなんともアットホーム。


そしていよいよトリ、コブの出番!!

まだまだ満腹の腹の具合は回復していないのでセッティング中に念のために済ませておこうとトイレに向かうと、すでにコブ友たちが作っている列が。
すると2つあるトイレのうち片方から出てきた黒いスーツにビシっと身を包んだサングラスのガタイの良い兄さん!!

マジで驚いてしまい凄いリアクションを取ってしまい、何か反応され会釈されたような感じもしたけど「えらいとこ見てしもうた!」と焦ってしまっていて良く分からずじまい。
この会場、トイレも出演者さんたちと共用なのか!??

冷や汗をかきつつ用を済ませて自分の位置に戻ると、さっきの黒スーツのお兄さんはもうドラムのセッティング中。浜崎君とリーダーも同様に、セッティングとそれぞれの楽器のチェックを行っている。
会場スタッフに楽器に詳しい方がいるのか、今日は珍しくコブ専属のローディさんがいないのでちょっと寂しい印象。

そしてアッキーもステージに登場。なんと、衣装がいつもと違う!
つばの短い茶色のテンガロンハットみたいな帽子に39ツアーでよく着用していた白地に赤い龍がプリントされたシャツと蛇柄ジーンズとちょっと懐かしい衣装。

客電も落ちて、アッキーもマイクを持ってスタンバイ。何から始まるんだ??とドキドキしていると、イチローさんのカウントからいきなりゼロからの始まり
想像もつかなかったいきなりのスタートに思いっきり置いていかれてしまう。

イントロも何もなくいきなりアッキーの歌から始められた日にゃぁ〜そりゃぁ、誰でも一瞬取り残されるって。同じ思いをしたのは私だけではないはず。
それにしても今日もアッキーの気合いの入り方が凄い!

続いてはドブの中でも光は当たる。相変わらずイントロのイチローさんのドラムがカッコ良い!アッキーの死角になってその姿があまり見えないのが残念な所

アッキーの気合いもそのままで、リーダーも目をつぶって気迫のコーラスで応戦!
間奏ではアッキーが激しくかつ摩訶不思議なダンスをして笑わせてくれる。ライブ前まで寒くて仕方なかったのが、一気に気温も体温も上昇で汗びっしょり。

そしてMCタイム。アッキーが会場名にちなんで

 人生の中で何度もピークを迎えているザ・コブラツイスターズです!

と挨拶。
相変わらずのアッキーの面白発言にウケつつも拍手で答える会場と、そんなアッキーに呆れた表情でジェスチャーで突っ込みを入れるリーダーがこれまた可笑しい。すると

 今日で終わりなんだよ!!

とさらに突っ走るアッキー。もちろんそれにもリーダーの突っ込みジェスチャーは静かに炸裂し続ける。私らはコントを見せられているのか!?最初っから笑わされまくり。

そして、今日はたくさんの曲を心のトランクに詰め込んで持ってきたと話すアッキー。詩人みたいな事言うじゃないか!!と感心。
最近の世の中の人たちは想像力を失いつつあるから、詩心も理解してもらって、みんなにもいろいろ想像して欲しいのであえて曲名は言わない。言ってしまうとシラけてしまうので

 …と言った訳で、サクラサク!!

しっかり言うとるやんけ〜!!

会場からは突っ込みや笑いが起こりまくり。イントロ中ずっと治まらないほど…アッキーの面白い流れのナイスなMCにただただ笑わされる。

そんな会場の愉快な雰囲気とは対照的にピンク色の照明で綺麗な演出がされる中で力いっぱい歌うアッキー。この曲も新生コブでは初めてか…浜崎君のベースが全く違和感がなくて彼の努力が伝わるが、彼自身は至ってクールなプレイを続けている。

続いてはタイトル不明曲。アッキーは怪しい言動で楽しませてくれる変なだけの兄ちゃんではない!さっきまでみんなを笑わされていたのがウソのようにアッキーにじっくり釘付け。
渾身の力を込めたアッキーの歌声が身体全体に痛いほど響きわたる。ふと今年一年のいろんな出来事が頭をよぎり、「長い眠りについたあなた」の歌詞にもう二度と会えなくなった人の事がダブって思わず涙が溢れそうになる。

そして冬の川。新生コブの新曲の中でもじっくり聴かせる「名曲」の連続に心揺さぶられまくり。今日はいつになく心に沁みすぎ。
汗に濡れたアッキーの長いまつげをただただじっと眺める。最後の「一緒に渡ろう」の歌詞でアッキーがすっと指を二本立てて「二人」を表していたのか?それが妙に心に焼きつく。

静かな雰囲気が漂う中、ペットボトルを客席に向け掲げてから水を飲むアッキー。何がしたかったんだろう??コブの前のバンドのライブ中に話題になっていた事に関係するんだろうか??
そして今日はこの会場のオープニングイベントである事を話し、大田区でライブする機会は普段あまりないけど、実は今日が初めてではなくてかなり昔のバンド始めた頃…でも良く思い出せなかったのか、何だっけ?とリーダーにふるアッキー。

するとリーダーは自信あり気に

 大田区民フェスティバル!!

と答える。会場からもちょっとどよめきが起こる。区の人を騙してテープ送ったらOKが出てライブが出来たらしい。
でも、なんでそこでやったかと言うと、当時リーダーが大田区の大森に住んでいたからなんだそうだ。

青森の田舎から出てきて東京の地名も全く分からなくて、アパート情報を見て最寄の駅が「平和島」と言うのを見て、その素敵な名前に惹かれて住んだとか。
でも、周りには競馬場や競艇場があって全然平和じゃないじゃないか!!と突っ込むリーダーに声を出して笑ってウケるアッキーが可愛い。
会場からも笑いが起こる中、でもそんな感じが大好きなんだとしっかりフォロー。

話が上手くまとまったところで、大田区が大好きって事で次に行ってもいいでしょうか?とアッキーが話を続ける。
ライブなどで曲に行く前にロックンロール! ってボーカルが叫ぶライブをみんなも見たことがあるだろうけど、ロックンロールと言っておきながらポイズンって曲だったり…
またアッキーが何を言いたいのか掴めなくて頭をひねってしまう。

アッキーいわく、そう言うのは見ている人の想像力を奪ってしまうので、自分はやらない事にしているんだと前置きをして、自ら勢い良くタイトルコールをして路地裏の宇宙少年へ。
何だかもう良く分からないけど、そんなアッキーが可笑しくて笑いながら曲を楽しむ。ギターソロ時もこれでもかとばかりに笑顔で踊りまくるアッキーから目が離せない。

横にずらっと並んでいるコブ友たちの腕のフリがピッタリ合っていてその一体感も楽しい。
後ろから見たらどんな感じなんだろう??一度見てみたいと思うのだけど。

アッキーがマイクスタンドを準備するのと同時にステージ袖でスタンバっていた会場スタッフの兄ちゃんが三線をアッキーに渡す。おわ!!あの曲が来るのか!それはキツイ!!と思って息を整えていると始まったのは七転八倒!!
ありゃ!?予想とは違ってビックリ!でも、これも新生コブでは初めての曲じゃないか!ライブでは久しぶりに聴く曲ではあるけど、ちょっとした理由で自分の中でタイムリーな曲だったので、振り付けもしっかり出来て自分を心の中でちょっと褒める。

すると、終盤に差し掛かる手前、リーダーがワウを使用した直後いきなりギターの音が小さくなる。ステージ上のモニターからしか音が出てない様子。リーダーもワウやエフェクター周りの接触やアンプを気にしつつ演奏を続けるものの状況は良くならずじまい。
いつもなら素早く木村君やしげるさんがその辺の対応をしてくれるのだけど、今日は不慣れな会場スタッフさん。何とかリーダーの元に駆けつけるものの手間取ってしまう。あぁ、勿体ない!!

何とかギターの音も無事復活して、東西南北 日本の空へ。ここでこう来るのか!!さっき出鼻をくじかれたので、心の準備が出来ておらず焦る、それでもいつものように激しいリーダーのかけ声に合わせてジャンプ!ジャンプ!!
目の前の柵にアッキーが足をかけて身を乗り出してくるので突き上げる腕でアッキーにパンチをしてしまわないようにやや抑え目に。

三線抱え歌いながらシャツの袖をめくるアッキー。しっかりした生地のシャツだから、きっと暑いんだろうな。脱いでも良いのよ〜〜なんて心の中でアッキーに訴えてみたり。
今日はワンコーラス目の最後♪東西南北日本の空〜 でリーダーと浜崎君が向かい合って二人とも凄い良い笑顔でニッコリしていて心が温かくなる。

間奏後のジャンプではまた柵に身を乗り出していたアッキーが、途中からステージに戻って私たちと同じようにジャンプを始める!!そのおかげで思いっきりジャンプが出来た私。
アッキーが下がったのは自分も跳びたかったからか?それとも私たちがライブ前に食べたラーメンや餃子が原因の口臭に耐えられなかったか!?後者でない事を祈りたい。

それにしても跳びながら三線が弾けるアッキーも凄いと感心するばかり。最後も曲に合わせてジャンプを続ける。苦しんだけど妙に楽しい!
実は、アッキーの足元に置かれている今日のセットリストの最後の曲がライブ前に見えてしまい、その曲のためにちょっとでも体力温存しておきたかったのだけど、やっぱりそんな手抜きは私には出来なくて。

続いて土の子。ワウが効いたイントロのギターに合わせて踊るアッキーが目の前でいきなり変なポーズをキメて笑わせてくれる。今日のアッキー、ハジけすぎ!!
しかも間奏では本日最強のアッキーダンスが炸裂!もうどんなダンスのプロにも真似出来ないであろう激しく早く難解な動きに目を奪われるばかり…そして爆笑。最高!

さらに、サビに入る前のフレーズでアッキーが笑顔で地団駄踏んで歌っていたのがたまらなく可愛くて…あぁ、永遠の不思議少年よ!そしてその動きはこれからのこの曲の私たちのフリにもしっかり取り入れさせてもらう事に決定!!
アッキーのようにいかに「可愛く表現する」かが今後の課題。

リーダーの盛り上がっているかーーっ!!の叫び声に大きく答える会場!

 私たちも いろんな所が盛り上がって!

と言うリーダーが腰を前に突き出しギターを持ち上げて恒例の軽い下ネタで笑わせてくれる。
いつの間にかそのすぐ隣に移動していたアッキーがそんなリーダーのネタにやられたのか、ステージに腰から落ちるように座り込んでしまっている。そんなに下ネタ苦手か?

ついて来いよ!ここで息が切れるわけには行かないのだ!!!行くぞーーーー!

と、嵐に住む人に突入!!
1月のワンマンに向けてどんどんいろんな曲を演って行ってくれるであろう事は予想していたけど、とうとうこの日が来てしまった!!

実は数日前、犬の散歩の時に周りが真っ暗なのを良い事にこの曲を口ずさみながら本番さながらに跳ぶ練習をしたものの、1コーラスめ途中で息が上がり心臓が痛み足までもだるくなり倒れそうになったので断念していたのだ。
そんな状態で果たしてライブでこの曲をめいっぱい楽しめるんだろうか??と、かなり不安ではあったけど、さすがコブライブには魔物が住んでいた!!身体が軽くてどんどん跳べる!確かに息は苦しいけど、それ以上に楽しくて嬉しくてたまらない。

ベースソロ時にみんなが一斉に指をさすフリも、その指さす人物が変わってもしっかり健在で嬉しくなる。みんな温かい!!

そしてかけ合いタイム。出来たばかりの会場で確かにライブハウスっぽいけど、まだここには全然色がついてない!と言うアッキー。人が入って熱を帯びてライブハウスが汗をかいた状態に持っていきたいと話す。
その状態をアッキーは色つきのライブハウスと表現。詩人だね〜

この空気をみんなで揺らそう!と恒例のいつものラッセ〜ラ、スイスイ、エラヤッチャ…とかけ合いが続く。その時会場のコブ友たちの誰もが注目していたのは浜崎君。
クールな浜崎君がこのかけ合いでどこまで壊れてくれるんだろう?と言う期待がかなり大きかった。

実際まだまだ殻から飛び出せてない所が大きくて今後に期待か…いきなりはやっぱり無理だろうな。
会場のコブファンからの熱い視線に戸惑い気味の浜崎君に合わせて、リーダーの案なのか?それぞれ楽器を手にして踊っていたのは新たな試みだけど、カッコ良過ぎる!!
いつものようにステージ中央で、なりふり構わずめいっぱいイッチョメして跳んでいるアッキーが私たちの頼もしい「味方」になった気分。

バカみたいに喜んで踊っているのはやっぱり前のほうの濃いコブファンだけだったらしく、顔は笑っているけど明らかについて来れてない人がいると告げるアッキー。
自分達と会場のみんなとこの会場が一緒になって盛り上がる状態にしたいので、この言葉を口を大きく開けて一緒に言ってください!とアッキーが放った言葉は…

  ピ、ピ、ピーークワン!!

会場中大爆笑!!会場スタッフにもかなりウケていたに違いない! 笑いつつもかけ合いしたものの、やっぱりこの会場の空気を揺らすまでには至らなかったようで、ダメだな…とのアッキーの厳しいダメ出し炸裂。
色つきのライブハウス、色つきのオトコで、色つきのオンナでいてくれよ!!と、またもや暴走気味。もう訳分からん!!すると、

色つきのオンナと言っても、口紅をここに塗るようなそんな化粧の仕方したらだめよ!

と、頬両頬をグルグル丸く口紅で塗るようなジェスチャーをして爆笑させてくれる。
そんな化粧している女、どこにいるんだぁ!!アッキーの身近にはいるのか??アッキーワールドはますます摩訶不思議で魅力的。ってか、そんなん聞いたら次は頬っぺた赤く塗ってライブに臨もう!ってアホな私は思ってしまうっちゅーーの!!昔の血が騒ぐ…

そうやってアッキーワールドに会場を染めまくって、最後はワッショイ!!でかけ合いのシメ。
かけ合いしながらアッキーの前に突き出すような手の動きが変でみんなで真似して大いに楽しむ。
エンディングもしっかり跳び続けて一回も手を抜く事のなかった自分に拍手。我ながら凄いぞぉ!!

ステージを降り、会場の隅の通路を通って去っていくメンバーにも大きな拍手!そして大きな歓声。


そしてもちろんアンコール!!
すっかり息が上がってしまっている私にはかなり厳しいけど頑張る。会場の雰囲気ではもうこれで終わりにしてしまうんじゃないかって気もしたけど頑張る。

すると結構早くステージに戻ってきてくれたメンバーに会場から大きな歓声。後ろの方から歓声が起こるのがこの会場の面白いところ。
勢い良くステージに駆け込んできたリーダーは床に手をつけたバク転(と言うのか?)を繰り出し会場をさらに盛り上げる。そして恒例、マイクに頭をぶつけようとするのだけど少し位置がずれてしまったので、もう一度今度はマイクを手で持って頭にぶつける。その辺のちょっとずれた所が大好き!

そうこうするうちにイチローさん、浜崎君もステージに登場してセッティング。最後にアッキーが登場。

アンコールありがとう!!とのリーダーの勢いの良い声に続いて紹介された浜崎君がベースソロをぶちかます。そんな様子を見てアッキーとリーダーがニヤリ。そしてアッキーが

 日増しに音がでかくなっていってます

とポツリ。
それを聞いて思わず吹き出してしまう浜崎君も可愛い。新生コブライブずっと見て来ているけど、確かに回を重ねるごとに紹介時のベースプレイも長く音も大きく堂々として来ているもんな、見ていて楽しくなる。頑張れ浜崎君!!

そしてアッキーが1月のワンマンライブの告知。実は、アッキーの足元にはこの告知を間違えなく言えるようにライブの日程と会場名がでっかく書かれていたのだけど、会場名が間違っていたのだ!それに気付いていた私たちはその間違えにアッキーは気付くのかドキドキ。
話しながらアッキーがカンペをちらりと見ている!そしてそのまま

 1月24日、エミエール府中ってところでやります。

うわぁ〜!!そのまま間違ったまま言っちゃったよ〜小さな声でみんなで間違いをアッキーに伝えてみるけど、私たちの言葉に耳を貸す事もなくそのまま訂正せずに、ワンマンでは新曲も含めていろんな曲をやるので来て欲しいと、チケットも今日売っているんで買って下さいと滞りなく話を続けてしまう。

…まぁ、良いっか。

アッキーがマイクスタンドを用意して、スタッフさんから三線を渡されるアッキー。なんだ!?どの曲を聴かせてくれるんだろう??

そして、ワンマンライブを待つと言う気持ちと春を待つという気持ちも含めて歌にしたと言うゆらりゆられてと言う新曲を。またしても新しい曲の披露に驚くばかり!
しかもこれまで三線を使った新曲が一曲もなかったので嬉しくて。

出だしのドラムが夢旅と一緒で一瞬ビックリ!!夢旅の別アレンジヴァージョンなのか!?って思ってしまったほど。でも、始まったのは三線のメロディが心地良い優しく温かい雰囲気の漂う曲。
間奏はアッキーの三線とリーダーのギターがかけ合いをするように演奏されるのが何とも良い感じ。また次のアルバムがますます楽しみになってしまう。リリースが待ち遠しい。

そんな優しい雰囲気を一変させて始まったこのドラムは七つの海を渡れ〜どんぶらこ〜だぁぁぁ!最近のコブライブの流れだと、今日も静かに温かく終るのかな??と思っていたのでビックリするやら嬉しいやら!!
暴れるでぇぇ!!!アッキーもステージで大暴れ。しかもリーダー側の柵に立ち上がってそのまま横に移動しようとしたのか動いた瞬間にバランスを崩して、天井に設置されたスピーカーに激突!暴れすぎだぁ!!お願いだから怪我だけはしないで〜

ギターソロ、浜崎君のところに移動して挑みかかるリーダー。そのかなり後方でアッキーがベースアンプとドラムセットの間でのけ反っている。
もしかしてアキラ砲が準備されていてそれを後ろ手に取ろうとしているのか!?と思ったけど、ただのけ反りだけだった模様…最後まで難解な動きで楽しませてくれる。

最後は柵の所まで出てきて身体を乗り出し客席に挑みかかるようにギターを弾くリーダー。
そんなリーダーを両手を上げて盛り上げたら目が合ってニコリとしてもらって喜んでいると、リーダーの足元にいた愛知コブ友がリーダーに頭上から襲われて喰われそうになっているのを目撃してしまい爆笑。何があったんだ!?

そして、前に出てきて目の前にいるコブ友たちにベースを弾かせている浜崎君のすぐ横にリーダーがくっつくように並んでギターをこちらに出してくれる。うぉっしゃーー!!と手を伸ばしてリーダーのギターを弾こうと試みるけど、私だけあと数ミリのところで届かずガックリ。惜しい事をした〜

盛り上がる会場、そんな中アッキーがオープンしたばかりの会場に向けてメッセージ。

 これからいろんな事があると思うけど、頑張ってね!!

なんて温かい心遣いなんだろう!!
その言葉は会場に向けてだったけど、勝手に自分の事にも置き換えてしみじみしてしまう。

最後のシメはアッキーがステージ上を動き回って楽しませてくれる。絶対笑える動きなんだけど、本人は至って真剣な表情なのがさらに笑いを増してくれる。
そんなアッキーがバシッとキメてライブは終了!!

ステージを去るメンバーに大きな拍手と歓声。ステージからの去り際に客席に向けて深々と頭を下げるリーダーに向けて相方と一緒に「圭二さん」コールをする。
聞こえなかったかな?と思ったけど、リーダーが思わず笑ってしまっていたのでしっかり届いてしまってたんだろう…最後までアホですみません。

そしてメンバーが去ったステージに向けてもう一度拍手!!素晴らしいライブをありがとう。


全部出し尽くしてヘロヘロになりしばらく動けないでいると、会場一角に作られた物販コーナーでワティ氏が1月のワンマンチケを大きな声を出して販売し始める。
最後には「みんな行かないのか!?買わないのか!?要らないのか!?」とキレ気味になってて笑わせてくれる。ワティ氏も壊れ気味か!??
濃いファンはみんな優先で既に申し込んでいるからな〜

着替えを済ませて外で御一行様のお見送り。会場スタッフさんの対応も優しく紳士的で好印象。またコブツイを呼びたいと話していたのが嬉しい所。
4649号に乗り込む前のアッキーにアンケートを渡し、リーダーには入りの時に渡すか送るかで悩んでいた会報の感想の手紙を渡す。その後、4649号に乗り込む前のリーダーがその場にいたファン一人一人と握手をしてくれて感激。

自分の手があまりにも無骨でしかも寒さのせいで冷たくて申し訳なくなるほどリーダーの手は細くて温かで、そのまま心まで温かくなった感じ。何でリーダーの手は冬でもあんなに温かいんだろう?
イチローさんはいつの間にか4649号に乗車…いつも早いなぁ〜

そしてみんなで見送って、朝まで呑み会にGO!夜中を過ぎても昼間の食べ過ぎのせいであまり本調子ではなかったけど、ダラダラのんびりとした呑み会。
帰りの高速で夜明けを迎え、朝日を浴びる富士山のあまりの綺麗さに眠気も吹き飛ぶほどにひたすら感動。楽しく素敵な良い旅となったのである。

今年のコブライブはあと一本!めいっぱい楽しむぞーーー!!



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