ザ・コブラツイスターズライブレポ

「大蛇の道」ツアー
2003.5.11(日) 浜松町CLUB JUNK BOX TOKYO BAY

39本の「蛇の道」ツアーの集大成「大蛇の道」ツアーも遂に千秋楽。集大成の集大成とも言えるライブが遂にやってきてしまった!
愛知県内在住のコブ友3人と合流して浜松から相方車で賑やかに上京!初めての会場なので、ちょっと迷いつつも昼過ぎに無事到着!レインボーブリッジを望める景色の良い場所にある会場。

しばらく待つと4649号到着。その後しばらくして社長車でメンバー御一行様が到着!
都内のライブはそれぞれメンバーが自力で来る事が多いので、きっと今日もみんな別々に来るもんだと思っていたのでちょっとビックリ。

初めての会場だったからかな?などど思いつつ、今日はリーダーの誕生日でもあるのでちょっとしたプレゼントを渡す。でもプレゼントしたのは5人中私ともう一人のたった2人だけ。みんなぁ〜そんなものなのか!??
にしても、最近どの会場でも入り待ちする人が凄く減ったのには寂しい想いがしてならない。私がコブライブに行くようになった当時はわんさかいたのにな〜〜みんなどうしちゃったんだろう??

そして原宿に移動してこのツアーでアッキーとリーダーが着用している衣装の某ブランドのお店に立ち寄った後、昼飯を求めて都内をフラフラ。いろいろ回りつつ結局渋谷で食べる事になったのだけど、不思議と渋谷の街が落ち着くんだよな〜どう見ても街からは浮いた存在の私たちなんだが。

会場に戻るとかなりの人で溢れていて、さすが東京のワンマンは違うな!と言う印象。
リーダーファンのコブ友がリーダーに差し入れするケーキをみんなに披露してくれて盛り上がる!物凄く綺麗に出来ていて感激!

そして大量に制作した蛇をコブ友に配り歩いているうちに開場時間に。集大成のライブ、思いっきり楽しむぞ!!!!

たくさん配ったものの、まだ手元には何匹かの蛇が残ってしまったので、周りにいたコブが好きで好きでたまらない!と言うオーラを出している人たちに中身は合図するまで見ないように念を押して手渡す。
みんな中身が何か分からないと言うのに凄く喜んでくれてやる気マンマン!嬉しくなってしまう。


さぁ!いよいよライブのスタート!!
会場にはかなりたくさんの人が入っていて、メンバーがステージに登場すると大きな拍手と歓声が起こり、何だか妙に緊張してしまう。

オープニングナンバーは七転八倒。前回の名古屋に引き続き、メンバーからの物凄い気迫に圧倒されつつ魂交差点へ。会場の盛り上がりもますますヒートアップ!!
この曲が大好きな富山のコブ友も大喜びしていてこっちまで嬉しくなる。

アッキーの挨拶にも大きな声援で答える会場。凄く嬉しそうなアッキーのイェイ!!のかけ声にイェイ!!とガッツリ答える会場に、みんな反射神経良いね〜その調子で行きましょう!とますます嬉しそう。
そして、今日は39本の「蛇の道ツアー」の集大成でもある「大蛇の道ツアー」最終日である事を話し、

蛇のように...ぉ.踊りくねってくださーーーい!!

と、ちょっと途中噛みながら会場を盛り上げ、夢の旅人に突入。
ほんとにワンマンは良いよな〜としみじみしてしまう盛り上がりに感動。会場とステージが一体と化しているライブ、メンバーの表情からもそんなライブが繰り広げられている喜びがひしひしと伝わってくる。

続くサクラサクでは、イントロが流れると悲鳴に近い叫び声が上がってしまう。
最前にいたのだけど、いつの間にか何だか左右がギュウギュウになってきて苦しくなったので0.5歩下がってライブを楽しむ事に。すぐ後ろは凄く余裕があるので、ゆっくりと楽しみたい気持ちのが大きくて。

おかげでリーダーしか見えなくなってしまったけど、この際だとリーダーを凝視しまくる。
今回のツアー、リーダーは黒いギターと青いギター、もうローンは終ったのか?ゴールドのギターの3本を数曲ごとに交互に使用。今日は最初の2曲は黒のギター、その後は青のギターでプレイ。
ワンマンだからこそこうやって音にもこだわれるんだよな〜といろんな想いを巡らせつつ、去り行く君へをじっくり聴く。

静かな雰囲気の中、アッキーが浜松町は自分にとって想い出深い街なんだと話し始める。
東京に初めて出てきた時、羽田空港からモノレールに乗って浜松町に着いてオロオロしてしまったらしい。

だから浜松町に来るとオロオロしてMCも噛んでしまうんだよ!!

と半ばヤケ気味の発言で笑わせてくれる。最初のMCで噛んだ事がかなりショックで、ずっと引きずっていたんだな〜

そして話は続き、赤羽のアパートに最初に住んだそうで、ベランダからあまり綺麗ではないけど星空を見るのが大好きだったと。そんな孤独な時代を送っていたと話しつつ、その頃の事をよく知っているのが…と、リーダーの方を向く。
うんうんとちょっと悲しげにうなずきつつ、腕で涙を拭ったかと思ったらいきなり腹を抱えて笑い出すリーダー。二人の間にもいろんな思い出があるんだろうな、きっと。

そうやってリーダーに笑わされつつもアッキーはさらに話を続ける。
そのアパートで、いつものように布団を干して月を眺めていた…思わず起こる会場の笑いに

 夜なのに布団を干していたってのがミソなんだ

と前置きをして、当時2階に住んでいたんだけど、3階の人が夜中に洗濯機を回していてその排水が布団にどぼん!

そこで笑わないといけないのか気の毒に思わないといけないのか困りつつ、会場にも「??」な空気と微妙な笑いが起こる中、

 だいたい俺の話はオチないから… ドカン とは行かないから…

と自分でダメ出しをして次の曲、月にまつわる歌を…と三日月夜へ。リーダーのアコギの優しい音色がとても心地よい。人と人の隙間から時々見えるアッキーの表情もとても柔らか。
そのまま続いて甦る人々。やっぱりこの曲はアッキーも見たい!そう思って首だけを前に伸ばす。

リーダーがゴールドのローンギターに持ち替えて、思いっきり気合いを入れて恒例の

 元気ですかーーー!!

の呼びかけに会場も大きく元気に答えると、みんなが笑えば世界が笑う!なんてイかしたセリフまで飛び出す。

そして、元気があれば何でも出来る!と前置いたところで、静かな曲が続いた所でみんなの中にも騒ぎたい!暴れたい!心の炎を燃やし尽くしたい!!と思っているはずだ!と力強く語り

 少なくとも俺はそうだ!

と頼もしい発言!!カッコ良過ぎるリーダーぁぁ!!!

準備運動は終了したものと見て、突っ走るからついて来い!!!と物凄い気合いの入った口調で運命船サラバ号出発に突入!!
よっ!待ってましたーー!!!とばかりに一気に盛り上がる会場。すっと私の前に空間が出来てビックリ!でも誰も後ろに下がった気配はなかったので、安心して最前に復帰。ギュウギュウでも何でも良いや、とにかく暴れるぞ!楽しむぞ!!

会場がひとつになって大いに盛り上がり、ギターソロの後アッキーが歌うのを止めると会場から♪運命なんて言うな〜 の大合唱が起こる。
そんな会場を見渡して笑いながら大きく首を振り「違う違う!」と呟いて、ガムシャラぁーー!!のシャウトでガムシャラ人生に突入。 意外な流れに驚きつつも、リーダーの始めたハッ!ハッ!ハッ!ハッ!のかけ声にもしっかりついていく会場。

そのまま続いて始まった美しき世界にも歓声。アッキーのいつになく力のこもった歌声にただただ感動。ふとこの曲がリリースされた当時のいろんな思い出が甦ってくる。
今日は間違えずにハッ!ハッ!ハッ!を始めたリーダー。私も間違えずに出来たぞ!!やったぁ〜

そして運命船サラバ号出発に戻ると大合唱の嵐。楽しい〜!最後は思いっきりジャンプしまくり!リーダーもいつも以上に跳んでるんじゃないか?
まだまだライブは続くのに、激しい曲もわんさかなのにすっかり息も絶え絶えのヘロヘロ。セットが分かっているのに、相変わらずペース配分の全く出来ないアホな私。

妙に楽しい気分になってしまうドラムとベースのリズムに合わせて、アッキーがこの軽快なリズムに合わせて身体を揺らしましょう!と会場に呼びかけたと思ったらいきなりスーダラ節を歌い始めてしまう。すると会場からも身体を揺らすだけではなく、みんな一緒に歌い初めて可笑しくてたまらない。みんなアホやぁ!!大好き!

あの一番星に願いを込めて…と、いつものセリフから一番星シャッフルへ。
勝手に私たちが楽しむためにやっているとは言え、ジャンプの続くこの曲は楽しいけど苦しい!!でも頑張る。

続いてはカモメと水平線。前のワンマンツアーの途中に披露された新しい曲ではあるものの、蛇の道・大蛇の道を通じてすっかりファンの間に浸透した感のあるこの曲。
いつの間にか出来ていたフリや手拍子もたまらなく楽しい。リーダーと棗さんのコーラスもこの曲のどこはかとない哀愁をさらに演出していて素敵。

そして間髪入れず骨になるまで。今日もアッキーの動きは秀逸!!♪座る事も一人で出来る のところで尻を会場側に向けて変なポーズを見せてくれたりして楽しませてくれる。期待の間奏でのホネホネダンスも激しく炸裂で大満足。

そんなアッキーに笑わせてもらいつつ、孤独好きだったアッキーの骨を打ち鳴らし骨になるまで愛し合っている「ヒト」は、果たして今日この会場に来ているのだろうか?なんて思いつつアッキーの視線の先を気にしてしまう。
結局、特定の場所を見ていたわけでもなくいつもと変わらずでちょっとガッカリしてしまったのだけど、相方も同じ事を考えていた事を後で知って笑ってしまった。私らは双子か!

暗くなった会場、棗さんとイチローさんの演奏が静かに流れる中、額当てを装着したリーダーが曲紹介を始めると会場から大きな歓声が。それに答えるようにアドリブも加えながらいつも以上に気迫の語りが繰り出され抜け忍の恋が始まる。
衣装替えをしたアッキーがステージ袖から飛び出してきて力強く歌う。リーダー、棗さん、イチローさんもかなりの気合いの入った演奏を見せてくれステージに釘付け。なんてカッコ良いバンドなんだろう〜と改めてしみじみ。

そして雰囲気が一変!イチローさんのドラムに合わせて、踊ろう!とアッキーが元気に会場を煽ってからまる糸へ。
踊るだけでなく、跳びまくるからね〜相変わらず自分の体力への挑戦の曲!苦しいながらもちゃんと楽しめる自分に我ながらいつもビックリ!きっとステージのメンバーから何か凄いパワーをもらっているに違いない。

さんざん跳んで、ラストはアッキーとリーダーが一緒になって跳ぶ。今日は二人が並んで跳びながら右へ行ったり左へ行ったり…アッキーが次はあっち!と指をさす方向へ仲良く移動している様子を見てますます楽しい気分になる。それにしてもギター弾きながらそこまで激しく跳べるリーダーに尊敬するばかり、凄い。

 燃えてるかぁ!!汗かいてるかぁ!!

ちょっと息が上がり気味のリーダーの問いかけに負けじと熱く答える会場。そんな様子を見て

 とどまる事を知らない俺達と君たち

と呟くリーダー。なんだかとても嬉しい言葉。
心臓破裂する直前まで行くぞ!一緒に行くぞーーー!!!息が苦しい中、リーダーの嬉しくもかつ非情とも感じ取られるシャウトで嵐に住む人へ。

本当に心臓が破裂しそうになりつつ、それでもしっかりと跳んで楽しむ。心臓止まっても絶対跳んでいるんだろうな〜なんて思いつつ。極限こその楽しさ、ライブでしか味わえないこのステージのメンバーとの一体感はどんなに苦しくても身体が壊れようとも止められない。

そして遂にやってきました、恒例・出し物タイム!イチローさんの激しいドラムソロに続いてステージ上手から登場の大蛇にも物凄い歓声。東京も熱い。
大蛇の動きもかなりリアルでしかも激しくて思いっきり笑わせてもらう。

大蛇の頭部分を操るリーダーが棗さんのマイク前に立ち、そして大蛇の喋りが始まる…でも、私たちの目はドラムセット向こうのイチローさんへ。
シーケンサー関係の機材の上に設置されているマイクに向かっているせいか、背中をかがめた姿しか私の所からは見えないけど、イチローさんはその大きな身体を揺らしながら大蛇の声を気合いを入れて演じているのが分かって可笑しくてたまらない。しかも

  スカラー波なんて怖くない!

なんてタイムリーなギャグまで炸裂させてるし!あぁ〜もっと早く気付くべきだった。

大蛇が3匹の蛇に分身して物凄いカッコ良いポーズを見せてくれた後、ステージの前のほうへやってくる。待ってました!とばかりに私たちも腰に付けた小袋から蛇を取り出し腕に装着!ふと後ろを振り返ると、周りのみんなもその中身にウケつつもちゃんと装着してくれて、しかも物凄い数で可笑しくてたまらない。

私たちの前には棗田蛇がやって来て、会場にウジャウジャしている蛇の大群を見て思わず吹き出している。しかも客席を見るたびに何度も何度も笑ってくれている。こんな事ならもっともっといっぱい作って来れば良かった!と、ちょっと後悔。

そんな中、アキラ蛇が♪午前3時の東京ベイは〜 と、会場名にちなんだ(?)懐かしい歌を歌って笑わせてくれ、そしてかけ合いタイムに突入!3匹の蛇にかけて

  3匹が斬る!いや、3匹が噛む!!

なんてギャグも飛ばしてくれたものの、私たちは会場に身体を伸ばす棗田蛇のどっしりとした胴体(棗さんの腕)に噛み付いたりして遊ぶのに夢中。その時の棗さんの笑顔が素敵で素敵で…
しかも棗田蛇の尻尾の激しい動きにも存分に楽しませてもらう。棗さんも今日はかなりハジけてる!

かけ合いに入る時、会場にいっぱいの蛇を見てかアッキーもお客さんスネークカモン!!なんて発言を。凄く嬉しいんだけど、蛇を渡せなかった人たちには悪い事をしたな…とちょっと申し訳ない気分にもなる。

いつものラッセーラー、スイスイ、エラヤッチャ、エンヤコラとかけ合いが続き、そしてイッチョメでは棗田蛇が物凄い跳躍を見せてくれて感動!相方が思わずカッチョイイーーー!!と黄色い声を上げてしまうほど…本人も覚えてないほど無意識に出たらしい。
アッキーのお気に入りかジャジャジャジャ〜!も今日はかなりしつこく続けて楽しませ笑わせてくれる。

今日のライブは「蛇の道」そして「大蛇の道」の最終日でもあるし、東京はどこよりも人の力が強いはずだから…強くないとこんな街ではやっていけないから、もっと大きな声で行こう!と、東京のお祭りのかけ声セイヤ!セイヤ!、そして最後はワッショイ!!で盛り上がり、楽しいかけ合いの時間は終了。
蛇を脱いだリーダーと棗さんがそれぞれ定位置に戻り、曲もエンディング。アッキーも蛇のまま歌いきり終了。最後の最後までしっかり跳んで大満足。本当に楽しい曲!!今度はいつ楽しめるんだろう?

アッキーも大急ぎで蛇を脱ぎ、路地裏の宇宙少年へ。会場からも物凄い歓声!
あんなに大騒ぎした後なのに、なんでまだまだこんなに動けるんだろう?と、ステージを元気に動き回るアッキー見てしみじみ。そして私も負けずに力を抜くことなく全力で突っ走り、しっかりついていく。

続いては東西南北 日本の空。もちろん思いっきりジャンプ!ジャンプ!!
初めてコブライブを見たときもかなりの衝撃を受けた曲だけど、今でもなんてカッコ良い曲なんだろう?とゾクゾクしてしまう。何度も聴いているけどその度にそんな想いになってしまう。
中でも間奏の終盤にみんなで手を繋いでジャンプ、そこから続くイントロと同じフレーズの部分に入るところがたまらなく好きで、またコブライブに参戦出来て良かった〜と幸せをかみ締める瞬間。

今日もまたコブメンバーと楽しい多くのコブファンの仲間たちとともにライブを楽しめて幸せな気分に浸りまくり。ステージを去るメンバーへ贈る声援と拍手も自然と思わず力が入ってしまう。 それにしてもすっかりヘロヘロ…アンコールの声も出せないほどでちょっと困ってしまう。


それでも力を振り絞ってアンコール!だんだんみんなの声が大きくなり、会場が一体となった力強いアンコールに答えてメンバー再登場!!
大きな拍手と歓声の中、最後に登場したアッキー、あれ?アコギを準備してないぞ!今日はセットが変わるのかな?と思ってドキドキ。会場への感謝の気持ちを伝え、みんなの期待に答えてアンコールやりますと言って、アコギを受け取る。やっぱり一緒なのか?

そして話を続け、39ヶ所のツアーは想い出深かったけど良い事はすぐ忘れてしまう性格なのでしょっちゅうライブやらないとダメなんだと語るアッキー。その様子を聞きながら様々な表情で相槌を打つリーダーが可笑しい。

アッキーはライブで燃えると、その感覚が欲しくなってまたライブをやりたくなるんだそうだ…健康的な「中毒」ってとこか。立場は違っても私たちも同じような「中毒」になっているんだよな〜と妙に納得。
39本のツアーの千秋楽を馬場でやった時も自分の中では最高だと思ったけど、今日はもっともっと最高な気分だったと話すアッキーに会場から大きな拍手が湧き起こる。

そんな思いも込めてファーストアルバムに入っている旅の歌を…と光と瞬間のブルースが始まる。
長いと思っていた39本のツアーもあっという間に無事終了し、そしてその後のワンマンツアーももう間もなく終了しようとしている…この数ヶ月間、全国各地のいろんな所で共にライブを楽しんだコブ友たち、そして素晴らしいライブで感動させ楽しませてくれたザ・コブラツイスターズに改めて感謝。

じっくり聴かせてもらった後は七つの海を渡れ〜どんぶらこ〜で一気に会場のテンションも上昇!
39本のツアー、セットは少しずつ変わっていったけど、オープニングでいつも大いに盛り上がったこの曲が集大成ライブのラストを飾る!身体の疲れも忘れ去り、とことん楽しみ踊り跳びまくる!楽しかったツアーが全て終ってしまうのは本当に寂しいけど、これからまた新たな歴史が始まるんだと思うとたまらなく嬉しい。

職場や家族を呆れさせ、身と財布を削ってまでもとことんライブに参加してコブやコブ友と共に楽しめたこの数ヶ月間は何物にも変えられない良い想い出。
この歳になってもこんなに心の底から笑え、感動する事に出逢えた事にただただ感謝。

 また俺達のライブ、ぜぇーーーったい来てください!!

会場に向けて強く言ったリーダーに、何があってもぜぇーーーったい見に来るから!!と心の中で叫びつつ大きな拍手と声援を贈る。


そして自然と起こるアンコールの声。このワンマンツアーでは2度目のアンコールは叶う事はなかったので、今日も無理なんだろうな…と思いつつも続ける。だんだん大きくなる声、初日の大阪のようにせめて挨拶だけでも…と思っていたら、なんとメンバー登場!!
会場からも大歓声!!リーダーが床に手をついたバク転をして盛り上げてくれる。その後に登場のアッキーもリーダーに負けじと側転を炸裂!

しかもリーダー、棗さん、イチローさんがそれぞれ定位置につき楽器の準備に入っているじゃないか!!
ビックリしていると、アッキーが大蛇の道ツアーも無事終わりといきたいところだけど、何とか新曲が間に合ったので最後に聴いてください…と。大歓声が湧き起こる中、なんだよ〜やっぱり東京だけは特別なのかよ!?と、思いつつも、やっぱり嬉しい事に変わりはない。

新曲のタイトルは俺達の戦場。友との友情を歌った力強い歌。間奏のイチローさんのドラムが「戦場」をイメージしているようで一瞬ドキっとしてしまう。
この長期間に亘るツアーでメンバーそれぞれが得たいろんな経験や出来事を元に、どんどん新しい曲が作られていくんだろうな〜と、これからのコブにますます期待が膨らむ。
最後にどかん!とみんなで楽しめる曲も良いけど、こうやって新しい曲を披露して終ると言うのも、決して悪い事ではないのかも…

ステージを去り際にリーダーが言ったひと言。

 みんなの力が俺達の力になります、これからもよろしく!

こっちこそコブには思いっきりパワーをもらっているのに…その言葉に思わずホロッときてしまう。


もうこれ以上のものはない!と心の底から思えるほど満足したライブ、体力もすっかり消耗してグッタリ。着替えを済ませて外に出てアンケートを書きつつひと休み。
みんなで蛇を装着して記念撮影などをして楽しんでいると、何からざわめきが…メンバーが既に外に出てきていて、それに全く気付いてない多くのコブファンに向けてリーダーが今日はどうもありがとう!って言ってくれている!

慌ててメンバーの元に近づくけどスタッフに止められる事もなく、しかも一人がメンバーを独占してしまう事もなく、順番に握手をしたりひと言ふた言話をしたりしてそれが終ると次に待っている人に交代していて凄く良い感じで、コブファンの人柄の良さを実感。そしてそんなファンの一人である事にちょっと誇りを感じてしまう。

今までで最高なんじゃないか?と思われる多くのコブファンが見守る中、社長車に乗って会場を後にするメンバー。社長車なので、思わずサンルーフに注目!すると飛び出したのはなんと!!しかも棗さんの足らしい。
手のように振られる足に車の中は一体どうなっているんだろう?と想像してみんなで爆笑しながら、大きく手を振って社長車を見送る。いつにない温かいお見送りに心まで温かくなる。コブ最高!!

温かい気持ちのまま、会場前でささやかにリーダーの誕生祝いをして、会場を後に。そして浜松町駅近くの居酒屋で、長かったツアーのシメとこれからのコブのさらなる活躍に愉快で頼もしい仲間たちとみんなでカンパイ!!何もかもが最高の夜。



戻る