ザ・コブラツイスターズライブレポ

「蛇の道」レコ発ツアー
2003.3.1(土) 郡山#9

気の緩みからかいきなり罹ってしまったインフルエンザのために楽しみにしていた水戸ライブに参戦できずに悔しい想いをして過ごした1週間。

3月に入り39ツアーも終盤戦・北日本篇に突入!!今日から使用開始の18きっぷを早速使っての上京。そして新幹線「なすの」で郡山へ!あいにくの雨の中、ホテルにチェックインをしてから会場へ。誰もいなくて不安になるがしばらく待って地元の方らしい人たちも集まり、入場。

物凄く縦長な会場の作り。ステージは横幅がメチャクチャ狭い…最前は6人並んだらいっぱい。しかもステージに向かって一番左の人はスピーカーに邪魔されてステージが見れないのではないか?と思うありさま。独りでとりあえず最前を確保して開演を待つ。そのうち車で3人のコブ友を途中で拾ってきていた相方一行が到着。歓談しているうちにイベントのスタート!

地元バンドの海王丸に続き、GRAVITY COREと言う可愛い女の子がボーカルのパンクロックバンド。ライブの途中にブレーカーが落ちると言うハプニングもありつつ、パンクなのになぜかほんわかした印象の楽しいライブを繰り広げてくれ、特にライブ前からパッと見で既にただならぬオーラを感じていたベースの兄ちゃんの怪しい言動&行動がステージ上で予想に違わず私のツボを激しく刺激してくれ思いっきり楽しませてもらった。笑いすぎて腹筋が痛くなるほど。
バンド的にはそんな方向は狙ってないのかもしれないけど、私的には「最高に面白いバンド」として私の心をガッツリ掴んでくれた。39ツアー対バンセレクションMDのラインナップに彼らも加入決定!!

そして会場の大半が彼ら目当てで来ていたのではないか?と感じたTHE JENNYBEATSのライブに続いて、ついにコブの出番!!縦長の客席の真ん中あたりが不自然に空いている様子を見て、その場で見て盛り上げるべきではないかと思いつつ、3月になり春も近いって事で久しぶりに赤半パンに着替えして最前でスタンバイ。


間もなくイチローさん、リーダー、棗さんがステージに登場してチェック作業、そしてライブのスタート!!ツアー終盤戦もやっぱり1曲目は七つの海を渡れ〜どんぶらこ〜。イントロでリーダーと棗さんがステージの前にせり出してくる!近いぞーーーっ!!そしてアッキーも登場、更に会場が盛り上がる。本日のアッキーは黒の蚊取りヘビT(大)に白地のシャツ、赤パンスタイル。

実はインフルエンザから立ち直った後の久しぶりの遠征のせいか、移動中も体調が思わしくなく微熱があったので会場に向かう道中、バファリンを飲んでのライブ参戦だったのだが、ライブが始まったらそんな事もすっかり忘れて暴れまくる。ライブ前まで寒くて仕方なかったのが、ワンコーラス過ぎたところで全身が燃えるように熱くなってしまい、コブTの下に着込んでいた下着を今すぐにでも脱ぎ捨てたくなる衝動に駆られてしまう。
今日のギターソロでは棗さんが挑みかかるリーダーに頭突きで応戦!!私の右となりにいた対バンファンの女の子2人が私たちのフリをマネしてくれているのが嬉しい。

曲後、なんとアッキーが挨拶をして話し始める!今日は今までとは流れが変わるのか!?隣の相方と顔を見合わせてニヤリ。ベストを出してずっとツアーを続けているけど

3月に入ったら俺達の心の中の羅針盤は北に向いていた

と、北日本のコブファンにはたまらないであろう嬉しい言葉を。

そして、3月だと言ってもさすがに寒いだろうと思うけど汗かくくらい盛り上げていきましょう!と言うアッキーの言葉に、既に暑くて汗びっしょりだよと相方と話していたらアッキーの耳にもしっかり届いてしまっていたのか

こんな熱い夜に乾杯!

うひょーー!!と一人で勝手に興奮!
そして、旅の歌を…と言って始まったのは夢の旅人。あれ?セットリストが変わると期待してたのに、やっぱり2曲目も同じなのね〜

この曲でも隣の女の子達が一緒に手を振って合わせてくれているのだが、どうにもタイミングが合わずに困っている様子。それに気付いたアッキーも目配せをしていたんだけど、彼女達は余計恐縮してしまったみたいでそれ以降手を振るのをやめてしまった。ががーーーん!それでも凄く楽しんでくれているのはひしひしと伝わって来たのでホッとひと安心。

続いてサクラサク。これまでリーダーのオモシロMCから入っていたのにちょっと残念な気分。でも、曲後リーダーが

元気ですかぁー!!元気があれば何でも出来る!

と勢い良く話し始めてくれて嬉しくなる。そして、俺達のライブを見て元気の出てないヤツ誰だ!!と会場を見渡し、結構いるな…とポツリ。

元気が出ない時こんな楽しいライブも良いけど、星空を眺めるのが僕は好きなんだなぁ〜

と言うリーダーの“”ってのに相方と共に妙にツボっていると

  「僕」だって!!

と自分に突っ込みを入れるリーダー。星空を眺めていると宇宙の神秘的な魅力に魅せられると話している中、イチローさんと棗さんが神秘的なBGを演出。素晴らしい!!

100年ぐらいしたら宇宙に行くのが当たり前になる時代になるかもしれない…

 時は100年後、とある宇宙ステーションで

といきなり語り口調になるリーダー、


 リ:隊長−−っ!!

 ア:どうした!?

 リ:変な未確認生命体が近づいています!

 ア:どこだ!



するとリーダー、ガシャン!ガシャーーン!と機械的な動きをして、喉に手を打ちつけながら

 ワ レ ワ レ ハ ・・・・寄ってくぅ?

と懐かしいネタを炸裂して笑わせてくれる。
速攻 随分古いねぇ〜とアッキー隊長の鋭い突っ込みが入るのもまた可笑しい。

そう言うのも夢があって良いじゃないか!そんないろんな想いを馳せていると沈んだ気持ちも楽しくなってくるし、そんな時代になったら宇宙に行く事が絵空事ではなくなるかもしれない。

 頑張れよ!子孫たち!!

と呼びかけるリーダー。夢と言うのは諦めないで見続ける事に第一歩があるんだ!そんな始まりの歌を…と路地裏の宇宙少年に突入!おおぅ!そう来るか。やっぱ、終盤戦は流れが変わるのね。新鮮じゃないか!!

続いてからまる糸へ。この曲は変わらないんだな〜跳ぶぜ!!が、凄く頑張っているつもりなんだけど、数日間寝込んでいたツケが全身に襲いかかる!身体は重いし息も苦しい。たったの11日間ライブに行ってないだけでこんなに体力が落ちるものなのか!?あんなに鍛えてたハズなのに。そんな自分が情けなくなってしまう。

それに追い討ちをかけるように、後ろの方で誰かが煙草を吸い始めた模様。煙がステージに向かって流れてきて、モロ吸い込んでしまい息が更に苦しくなる。それでもステージ上で楽しそうに向かい合ってジャンプをしているアッキーとリーダーの姿を見ていたら苦しいながらも自然と力が湧いてくる。不思議なり。
曲後のダンスタイムはなくなり、ギターの音だけが残りだんだん消えていく。

そしてここで再びMCタイム!アッキーがこれは言い訳ではありませんと前置きをしてから

先ほどのショートコントはいかがでしたか?

と会場に問いかけ。私的には思いっきりウケてしまったんだけど

会場全体の反応を聞くまでもなく評価に値しないと言う声も聞こえてきそうですが

とアッキーが言うのと同時に、また喉に手を打ち付けて

 ソ レ ハ 、イ イ ワ ケ ダ !

と相打つリーダー。すかさずそれが古いんだよ!と返すアッキー、もっと型をね!と言うと両腕を水平に広げクネクネさせて応戦するリーダだが、それも古いとアッキーはダメを出し続ける。

するといきなりリーダーが股間に手をやってポゥ!!そんなリーダーを見てアッキーも大ウケ!

大好きなんだよマイケルジャクソン!

と言うや否やリーダーが鼻に手をやってあっ!取れた!!

間髪入れず、危険だからそういう発想!とアッキーからの突っ込み。テンポのいい展開が可笑しくてたまらない。

マイケルジャクソンの特番をビデオに録ったけどまだ見ていないと言うアッキー、誰よりも真っ先にあの人が宇宙に行くだろうね〜と言うと、リーダーが真面目な顔して遠くを見つめながら

・・・本体はもう行ってるんじゃないかな〜

とまたもや危険な発言をぶちかます。すぐさま

本体とかそんなこと言うんじゃない!!

とアッキーに鋭く突っ込まれたリーダー、みんなも気をつけてくださいね と…何を気をつけるんだか。もう笑いが止まらない。

そうやって話をしているのは、イチローさん周りで何やらトラブルが起こっているのが原因らしい。木村君とイチローさんが何やら頭上の照明のあたりをいろいろ触っている。そんな様子を伺いつつ、更にリーダーが話しを続ける。

会場近くの商店街のはずれにあると言う良い感じの映画館の話しを始めたのだが、ちょうど相方もその前を通ったらしくて、いやらしい映画館があったと呟いていたらリーダーの耳に元にも届いたらしくて、私たちの方を見て

いやらしい!?何言ってんだ!

と怪訝そうな顔をしつつも

その映画館の向かい側がいやらしい映画館で・・・チェーック!!

なんて言うと、すかさずアッキーが焼き付けてたねと補足。

新宿にも良い映画館があって、そこも地下がいやらしい映画館だったりしたけど、なくなってしまって残念だと言う話をしつつ、皆さんもそんな映画館に足を運んだりするのでしょうか?と会場に問いかけするリーダーに

普通の映画館ですよ

とアッキーがまたまた補足。息のあったテンポのいいコントみたいで可笑しい。

ちらりとイチローさんの方を伺うリーダー、未だに作業が続いているので、話しを続ける。
最近見た映画で良いのがあった?とアッキーに聞くリーダー。ちょっと考えて少林サッカーのDVDを借りたけどツアーで忙しくて見れなかったアッキーが答えると、あれは面白かった!とジェスチャーで少林サッカーのゴールキーパーのポーズを取る…細かい!!リーダー曰く

あれを見ないと21世紀に進めない

らしい。もちろん、もう21世紀だけど…と言うアッキーの突っ込みもしっかり入る。
前方のコブファン以外すっかり呆気に取られつつある会場に対し、ここ笑うとこだから!とリーダーの忠告が入る。

『たそがれ清兵衛』が良かった!とリーダー、会場に向かって見た人いますか?と質問したものの、たった一人しかいなくて会場をぐるっと見渡して静かに挙手している棗さんも数えて

二人じゃん! しかも一緒に見たじゃん!!

と棗さんに突っ込み。
そんな棗さんはジェスチャーでイチローさんも一緒に見たことをアピール!3人で見たのかぁぁぁ!!その3人が一緒に映画を見ている姿を想像して笑っていると、リーダーはあれは良かったよ〜としみじみ。

そんなリーダーに『たそがれ清兵衛』見て

映画館で号泣してたらしいじゃないか!

とアッキーが暴露。それに対し、リーダーは汗が目に…と言い訳したものの

泣いたよ!泣いたさ!!感動したんだもん!

と開き直って正直に申告。そして、みんなも感動したら泣くように!

  涙忘れちゃカサカサになっちゃうよ

  どこが? ・・・・心が

  なぜ!?・・・・愛ゆえに!!


饒舌に独りで話を進めるリーダーにアッキーが半笑いしながら、自分でボケて自分で突っ込むから最近入る隙間がないと困った表情で訴える。

そして、たとえばここに一匹の蛇がいたとします。とリーダーがアッキーの蚊取りヘビTにプリントされた隅っこの一匹のヘビを指差し、実はこの中にひとつニセモノがいます!ここにいます!と違うところを指差して、分かりにくい話ですみません!と…いきなり謝ったり。ライブ後、物販で確認してみてください。ウォーリーみたいに探すのも楽しいんじゃないかな…と、もう話題がなくて思いつくまま話をしているイッパイイッパイになりつつあるリーダー。

そこでようやくトラブルは解消したようで、皆さんお待たせしました!!と言って木村君から三線を受け取るアッキー。
同時にイチローさんのドラムから恒例の口上が始まり、東西南北 日本の空へ。アッキーとリーダーの楽しいコント(?)を見れたのは面白くてかなり嬉しかったけど、やっと曲に入って凄くホッとする。

最初の「東!」でアッキーが腕を横に伸ばした時に、その腕に何やらアザがあるのを偶然発見。それってもしかして点滴の跡ではないのけ!??点滴打つほど体調悪かったのか??と、勝手に想像してかなり凹んでしまうけど、そう言われてみればいつもより顔色が悪い気もするけど、アッキーはいつものように元気いっぱいなので、その点滴のおかげで元気になったと思うことにして、引き続きライブをめいっぱい楽しむ事に気持ちを必死に切り替える。

間奏の最後、コブファンみんなで手を繋いで輪になってジャーーンプ!!その後に続く連続ジャンプではリーダーがスピーカーの上に乗って客席を煽る!カッコ良いぞぉ!リーダーぁぁぁ!!!と思っていたら、バランスを崩して落ちそうになってしまいドキっ!!リーダーも思わず苦笑い。

これで最後かな?と思っていたら、始まったこのドラムは嵐に住む人だぁぁぁぁぁぁ!!ここでこの曲が来るかぁ!ヘロヘロになった身体にはかなり厳しい流れ。それでも頑張って重くてだるくなっている身体を気合いで奮い立たせて跳ねまくる。なんで今日はこんなに苦しいのだろう??情けなし。煙草の煙攻撃はまだ続いているし。
イチローさんのドラムソロの時、棗さんがベースアンプの陰からイチローさんを冬彦さんのように見る姿が可笑しくて笑いまくっているうちに掛け合いタイムに突入!みんなと俺達の間にある壁をぶっ壊して高いところに登っていこう!とアッキー。

いつもの祭りの掛け声の掛け合いに続いて、御当地モノ掛け合いへ。
福島の有名なものや名物をいろいろリサーチしたけど、今日の掛け合いは昔からお世話になっているバンドのあるべき姿とも言えるドリフターズのメンバーで、福島の生んだ天才児・加トちゃんにあやかって

  加トちゃんペッ!

でやると言う!今まで私がやってきた中で1、2を争うほどのたまらなく可笑しい掛け合いだぁぁ!!
でも、大喜びする私ら以外はどうやらみんな引いてしまっていたようで

  やらなければ 死刑!

なんて言う懐かしいセリフも振り付きで炸裂させて、アッキーの合図で加トちゃんペッ!の掛け合いのスタート。

やっぱり最初っから喜んでやったのは前の方のコブファンのみでほとんどやってなかったようで

 ここは本当に福島か!?

と怒るアッキー。みんなを煽りまくって加トちゃんペッ!を繰り返す。最初かなり躊躇していた隣の姉ちゃんたちも笑いつつやってくれて嬉しくなる。

そんな中、リーダーのペッ!が最高!!最初、鼻に指が突き刺さってしまい痛がるジェスチャーとしていたかと思ったら、だんだん腕がキレの良い動きになってきて、腕を天井にまっすぐ向けて挙げ、そこからペッ!と勢いよく指を鼻の下に!こんな激しい加トちゃんペッ!は見たことないっ!!可笑しくて笑いが止まらない。

周りの他の人たちがどうだったか分からないけど、私らの間では腹がよじれるんやないか?ってくらい笑い倒して物凄く盛り上がって、最後はいつものようにワッショイ!の掛け合いで終了。
最後のシメは激しいドラムに合わせてアッキーが両手で加トちゃんペッ!を激しく繰り返し、鼻の下だけでなく体中に炸裂させたかと思うと、今度は上半身をまっすぐ伸ばしてヒゲダンスを始める!しかも物凄く細かい動きで!!アッキー壊れすぎ!これ以上腹よじれさせんといてーー!!ってくらい笑わせてもらって本編は終了。


大きなアンコールに答えてメンバー再登場!!最初に現れたリーダー、手に持っていた水のペットボトルをさっと自分の定位置あたりに投げてステージ中央で一回転!メチャクチャカッコ良い!!イチローさん&棗さんもスタンバイ。
本編で使っていた黒のギターからシールドを抜き

もう一曲やるけど完全燃焼してもらうぞ!!用意はいいか!?

と叫ぶリーダー、青緑のもうひとつのギターにチェンジ!それと同時に始まったゆっくりしたドラムにベース。このリズムってどっかで聴いたことあるけど…何だっけ!?隣で相方が加トちゃんだ!!!と叫んで気がついた!ちょっとだけよ〜のテーマだぁぁぁぁ!!!

そして登場のアッキー、微妙に身体をくねらせているじゃないかぁ!!脱げぇ!!と叫ぶ相方。するとアッキーがベルトに手をやって…外し始めたじゃないかぁ!!どっしぇぇぇぇ!!!!ベルトを外し床に捨て、ぷぅ〜ぷぷぷぷぷぷぷぅ〜〜とあのテーマを口ずさむアッキー。照明も赤くなって雰囲気もバッチリ!ナイス照明さん!!

客席に背中を向け、ジーンズのファスナー辺りに手をやるアッキー。それを目の当たりにしているイチローさん大爆笑。遂に御開帳の時がやってきたのか!!ワクワクドキドキしていると、客席に向き直ったアッキー、

ダメだ!みんなに見せるには今日はパンツの色が過激すぎる!やめよう

なにぃぃぃ!!!過激でも全然構わないのにぃぃぃ!!!見せてくれぇ〜〜!!!!
どんな色だったのかとっても気になりつつガッカリしていると

  OKブラザー!

と言ってさらに笑わせてくれるアッキー。

そして、セクシーな夜をありがとう!とアッキーが言ったのと同時にゆったりした曲が一転、テンポ良くなる!我々もツアーを回って大きくなって帰ってくるから、またみんなと笑顔で逢える様に、この曲を!と運命船サラバ号出発に勢いよく突入!

アッキーが客席とのスキンシップ!離れて見ている人たちを柵に足をかけて身を乗り出し前に来い!と呼ぶ。躊躇しながらも前にやってきてアッキーと笑顔で握手をしている人たちがたくさん!良い光景。コブをあまり知らない人たちをメインに握手していたように思えたので遠慮していたけど、最後に手を出したらしっかり握ってくれて嬉しくなる。しかもギターソロで棗さん側に移動するリーダーと入れ違いに棗さんが目の前に来てくれる!それが物凄く嬉しくて大興奮!!

軽く説明しただけで1回目からみんな大きな声でハイ!ハイ!したのに対して、アッキーはかなり嬉しそうにみんなカッコ良いぞ!を繰り返す。リーダーも、アンプの前まで下がって助走付けて客席に飛び出さんばかりの勢いでハイ!ハイ!を繰り出している。激しい!!
後ろの方は見る余裕すらなかったけど、前の方は物凄い盛り上がり!メンバーの様子だと、きっと後ろの方も盛り上がっていただろう…最後は動きまくってなかなかシメようとしないアッキー。イチローさんがシメようとドラムを止めるがまだまだアッキーの動きは止まらず、ふとイチローさんの口元が緩んでいる。思う存分動いた後、最後のシメもバッチリ決まって終了。

ステージから去るメンバーに大きな声援を贈ったあと、もう立っているのも辛い状態。ヘロヘロになって命の水の補給をしていると、なんとまたアンコールの声が!!しかも後方から!みんな元気だなぁ!!私ゃ〜もう声も出せないよと思っていたけど、凄く嬉しくて一緒にアンコール!!対バンの、私が気になったあの兄ちゃんも凄い勢いでアンコールを叫んでいるじゃないか!


再々登場のメンバーに大きな声援。が、楽器のスタンバイはなく、イチローさんも前に出てきている。流れ的にもうやる曲はないだろうと思っていたので素直に受け入れる。ふとイチローさんが何食わぬ顔でベースを手にしようとしてたのだけど、すぐにやめてしまってガッカリ。

ライブバンドの俺達は今年もライブを続けていくのでまたライブに遊びに来てください!

とリーダーが挨拶。会場に笑顔で手を振るアッキー、その横でアッキーのマイクスタンドを持ち上げる棗さん。ステージを去ろうとするメンバーに大きな拍手を贈りつつ、メンバーの名前をコール!最初に相方とイチローさんの名を叫んだけど、既にステージ上にイチローさんの姿はなし…帰るの早っ!!
アッキーは外したベルトを首に巻き、その端を自分で持って誰かに引っ張られているような感じで袖に移動…最後まで笑わせてくれる。

これまでとはちょっとセットが違っていて新鮮ではあったけど、これまでやって来た新曲3曲を1曲もやらないってどういう事よ?今日だけ特別なのか??北日本の人には新曲聴かせないのか!?いろんな想いが頭をグルグルしたけど、とにかく熱くて楽しくて面白いライブだった。
病み上がりで10日ぶりのライブとは言え、こんなにヘロヘロになった自分を情けなく思いつつ、全力を出し切った爽快感で最高の気分。

更に激しくなってしまっている雨の中、御一行様の出を待つ。4649号の積み込み作業の邪魔になってはいけない!と道路を挟んだ向かい側で待機。こんな天気だし、出てきたメンバーに近寄っても傘のしずくでメンバーを余計に濡らしてしまう事になるだろうから、4649号には近寄らずに離れて見送ろうと話していたのだけど、リーダーが傘もささずに道路を渡って私たちのところにやってきてくれる!それだけでも感動なのに

こんな雨の中、ありがとう!

と言って、一人一人と握手をしてくれる。笑顔でぎゅっと手を握ってくれるリーダーに「お疲れ様」よりも「ありがとうございます」のが先に出てしまった。感動で胸がいっぱい。

最後に会場から出て来たアッキーは、この北日本篇に向けて購入したのか真っ白のブルゾン着用で暗い中でも輝いて見える!4649号に乗り込むまでほんの数メートルなんだけど、フードを一生懸命被ってスタンバイしているのが可愛い。さすがに私たちのトコまでは来てくれなかったけど、4649に乗り込む前に雨の中で立ち止まってこっちを向いて両手を使って何やら難解な動きをして私たちを楽しませてくれて嬉しくなりつつ、元気なアッキーを見れてホッとする。

そのままみんなで道路の反対側から4649号を見送る。棗さんが窓を開けて「また明日ぁ〜」と言う言葉を残して去っていったのだけど、みんな硬直したり頭を抱えたり。ごめんなさ〜い!明日は行けないよぉ〜!!行こうかどうか激しく悩んでいた相方はその言葉で仙台行きを決意した模様。頼もしいぜ!さすがだ!!

その後、ライブ前から気になっていた会場の目の前にある良い感じの居酒屋になだれ込み、みんなで打ち上げ。食べて呑んで閉店で追い出されるまで楽しんでしまう!!楽しいライブの後の呑みは最高やね!来週の弘前&秋田も楽しみだ。



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