|
２００３．２．１８（火） 名古屋アポロシアター こんなに参戦予定を入れてしまって良いのだろうか？とそんな自分に呆れつつも楽しくてたまらなかった今回の３９ツアー。まだまだ先だと思っていたツアー中一番近い名古屋でのライブの日がもうやってきてしまった。嬉しいけど、どうにも感慨深くなってしまって困る。 博多＆下関の連戦の疲れを癒す間もなく、仕事を定時に終えてダッシュで名古屋に向かう。会場には１８時半過ぎ着。まだ入場の列は健在！さすが名古屋だ！！そこに加わって入場。 小さな会場には既にいっぱいの人人人…客席中央にある一段高くなった柵の所も既にいっぱい。どこが一番見やすいかな〜と会場をぐるっと回って、一段高くなった所のリーダー側の奥の隅、コブ物販の前に落ち着く。 ステージを物凄い斜めに見る位置だけど、ここなら前に柵もあって飛びやすいし、背の高い人が前に来ても何とかステージは見えるだろう。 花粉症が一段と激しくなり、マスク着用の私にコブ友のみんなが優しい心遣いをしてくれて恐縮。どうにも今朝から咳が止まらないんだよなぁ〜喉まで痒いってどう言うことさ！にっくき花粉め！！コブライブ時に支障が出ないようにと、本来は寝る前に飲むアレルギー薬を飲んで備えておく。 まずは地元で活躍する対バンのライブから。トップはｅｑ．と言うイマドキな感じのヒップホップ系バンド。曲的には好みではないけど、客の煽り方・ノセ方が凄く上手い楽しいバンド。体調が良かったら一緒に踊っていただろうな〜ステージ上のチャイナ服を来たマネキンがすっと気になったが…彼女もバンドの一員なんだろうか？ 続いてはＴＨＥ ＬＯＮＧ ＨＯＲＮ ＴＲＡＩＮ。一生懸命さは伝わるのだけど、もっともっとみんなで合わせて練習しような〜とメンバーの肩を叩きたくなってしまった。そう思っていると相方も到着！彼らのライブに同じ感想を言っていて笑ってしまう。 途中で相方に言われるがままに後ろを向くと、会場後方の隅にあるテーブルの置かれた関係者ブースにコブ御一行様が！！あまりジロジロ見れないけど、時々様子を伺ってしまう。 ３番手は今回チケット取り置きを快く引き受けてくれたＢＡＫＡＭＵＳＩの出番。ライブが始まったら御一行様は席を立たれておそらく楽屋に。 彼らを見るのは２度目だけど、相変わらず熱い！！前よりも熱くなっとるんやないか？？魂の叫びをじっくり聴かせてもらった。でも、やっぱりＭＣがねぇ〜相方がベースの兄さんのＭＣにちょっとカチン！と来ていたようす。曲は良いのに勿体ない。 そしていよいよコブの出番！！相方も悩んでいたけどそのままこの場所で見る事に。一緒に暴れるぞーー！！と気合いを入れていると、どっかで見た事のある兄さんに「奈良にも来てませんでした？」と声をかけられる。そうだ！奈良で最前の中央にいたカップルの男子のほうだよ！！そう言えば、さっき兄さんと一緒にいた女の子は「私は前で見る！」ってどっかに行ってたなぁ！ コブについていろんな話で盛り上がっているうちに、イチローさん、リーダー、棗さんが早々とステージ上に登場してセッティングが着々と進む。 そしてライブのスタート！！１曲目は七つの海を渡れ〜どんぶらこ〜。オレンジコブＴに白地シャツ、ヘビ柄ジーンズ姿のアッキーも元気に登場すると会場の温度が一気に上昇！！さっきまで見晴らしが良かったけど、ライブが始まったら周りに人が集まって来てちょっとステージが見辛くなる。それでもフロントの３人はもちろん、ドラムのイチローさんまで見えるなかなかの好位置。 相方は斜め前に、それはどうなんだ？と先っぽを引っ張りたくなるような個性的な髪型をした身体のでかい兄ちゃんが接近していて辛そう。それでもめげずに２人でめいっぱい暴れ倒す。 すると、対バンのライブ中、私達の後ろでひたすらビールを呑み続け酷くヨッパになっていた男子２人が大声を上げて前のほうに凄い勢いで乱入して行き、異常なほど騒いでいる。正直言ってずっとうるさく感じていたので離れてくれてホッとするけど、前のほうにはコブ友がいっぱい…みんな大丈夫だろうか？？ 続いて夢の旅人。さすが名古屋だけあって、会場全体の盛り上がりが凄い！後ろの隅から見ていると、余計その凄さが目の当たりになって鳥肌が立つほど。 最後の♪夢の旅人さ〜の時に私達のいる方にもアッキーが指を差してくれる！絶対私達に向けてではないのだろうけど、大きく手を振ってそれに答える！！ここで指を差してもらうのが実はずっと夢だったから、嬉しくて。 大きな歓声の中、ＭＣタイムへ。今回のツアーでいろんなトコに行って、自分の地元の鹿児島やイチローさん＆棗さんの地元の山口、そしてまだリーダーの地元はこれからだけど 我々の第二の故郷とも言える名古屋に帰ってきましたぁぁぁ！！ と嬉しい発言。会場からも大歓声が沸き起こる。 そして、俺達の名前を言ってみろ！と、アッキーのザ！に続いてみんなでコブラツイスターズ！！と答える。アッキーはずっとこれをやってみたかったらしい。会場のみんなの見事な対応に凄く嬉しそう。 みんな盛り上がるところは大いに盛り上がって、話を聴くところはしっかり静かに耳を傾けている。（注：ただしヨッパ２人組を除く） そんな静かな中、 昨日と今日、月が凄い事になっています と言ったアッキーに思いっきりツボってしまう。確かに満月で綺麗だったけど、凄い事になってるってどうよ！！アッキービジョンには夜空の満月がどんな風に映っていたのかいろいろ想像したらおかしくてたまらなくなって大変！！ 三日月夜が始まってもしばらく笑いが止まらない。いかん！いかん！！と気持ちを切り替えて曲に集中するけど、隣で相方が堪えきれなくなって何度も吹き出す始末。ダメだぁ！！アッキーの発言のせいでステキな曲が台無しだぁぁ！！ 凄い事になっている月の呪縛から逃れられないままにリーダーのＭＣタイム。大盛り上がりの会場にリーダーも嬉しそう。元気ですかぁぁ！！の問いかけにも大歓声。そんなとても素晴らしく熱い雰囲気の中、さっきのヨッパの兄ちゃんが下ネタ野次を飛ばした途端にさーーーと冷める会場。 それでもリーダーは全く気に留めないまま話を続ける。それに反省したか、ちょっと大人しくなる兄ちゃん。 第二の故郷は名古屋だと言ったけど、デビュー前に東京以外でライブを初めてやったのが名古屋だったという話をして ただいまぁぁぁ！！ って感じだとシャウトするリーダーに会場じゅうから温かな拍手。そんな出逢いの土地でもあった名古屋、コブとみんなの出逢いの曲を…とサクラサクへ。 続いては、ゼロからの始まり。やっぱ予想通りだ〜今日も東海地区スペシャルセット！！東海地区ではすっかり御馴染みの曲でもあって盛り上がり方も凄い！今日はきっとこの曲を演るよ！とライブ前に私たちが話していた通りになったので、隣のコブファン兄ちゃんがかなりウケていた。 この曲を演った静岡では激しいモッシュが起こってろくに動けなかったので、今日は思いっきり腕を振り上げ楽しむ！ 雰囲気がガラっと変わって、リーダーの曲紹介タイム。その時、私の前でライブを独りで見ていた見知らぬお姉さんと、隣のコブファンの兄ちゃんから同時に私達に向けて質問が投げかけられる。 姉さんからは彼らって年はいくつくらいなの？ 兄ちゃんからはこの曲って何よ！？ 無視するわけにもいかず私が姉さん、相方が兄ちゃんの質問にそれぞれ答える。 だいたいの年を伝えると、姉さんは「凄く説得力のある歌詞だから気になって…」との事。この姉さん、コブの事はあまり知らない方なのだろうか？？と思っていると、リーダーの曲紹介も終わってしまい抜け忍の恋へ。 今日も相方と共にアッキーに合わせて印を切る。間奏でベースアンプの後ろに身を隠したアッキー、斜め方向から見ている私たちからは丸見え。しゃがみこんで曲に合わせて首を縦に振っている様子が凄くはっきり見える。 続いてからまる糸！！アッキーの踊れ〜！踊れ〜！の掛け声が嬉しくて跳ぶ跳ぶ！！自分の周りにかなり余裕があるので、これでもか！とばかりに思いっきり暴れる。息は物凄く苦しいのに妙に体が軽いのはなぜ？おかげでいつも以上に高くジャンプが出来て嬉しい。天井に頭をぶつけてしまいそうなくらい。こんな感覚初めて。楽しくてたまらない。 今日もラストはリーダーと棗さんのダンスで思いっきり笑わせてもらう。これがあるおかげで結構息休めになる事を初めて実感。 もしかしてアッキーにとってもほんの一瞬の休憩タイムなのかも。 口上から東西南北 日本の空へ。呼吸もなんとか整ったおかげでイントロのジャンプもガッツリ！！会場のみんなが東！西！南！北！でバッチリ四方向を指を差す様子は圧巻！ステージ上のメンバーだけでなく、会場全体丸ごとカッコ良い曲なんだと言うことを今更ながら知る。 最後、アッキーが三線の竿の根元を持ってメトロノームのように左右に動かして、それにメンバーが合わせて演奏する形に。 アンコールをみんな期待して待っている割には大人しい。みんな当然あるものだと思って手を抜いてるな！アンコールを叫んでいるのは私たち以外にほんの数人。必死に叫ぶ私たちを、前にいる見知らぬ女の子たちが笑って見ている。おい〜〜っ！！笑ってもらうのは大いに結構だけど、お願いだから一緒にアンコール叫ぼうよ！！手拍子だけでもいいから一緒にやって〜 ふと見ると、カバンの上に置いてあった「命の水」が下に転げ落ちているではないか！！エライコッチャ！と段を降りて拾いに行っているところにメンバーが登場！！リーダーが何か凄いことをやったそうだけど、見れなくてガッカリ。 リーダーは相変わらず元気いっぱい。凄く盛り上がる会場を見渡して やっぱ名古屋は良いなぁ〜 としみじみ。そしてこのツアー恒例の質問タイム。コブライブを初めて見た人は他の会場に比べたらかなり少ない。おかげで、どうですかぁ！？の問いかけにも大きな反応はなし。やや強引ではあったものの、嬉しい答えをもらい満足気のリーダー。 今度会えるときまでみんなの熱い気持ちが冷めてしまわないように熱いのをやるぜ！とリーダーのシャウトで嵐に住む人に突入！待ってましたぁぁぁ！！！今日は自分の中で決めているフリやジャンプを手を抜くことなく完璧にこなせて嬉しくなる。 そしてお楽しみ掛け合いタイム。祭りの掛け声の掛け合いの後は、御当地モノ掛け合い。名古屋の掛け合いと言えば毎回恒例！パチンコが盛んな名古屋に因んだジャンジャンバリバリ。久しぶりだぁぁぁ！！ 今後名古屋でコブライブを見る人のために説明。ジャンジャンバリバリ！！と言いつつ、手はパチンコ台のハンドルを回す動きをすれば完璧！リーダーも玉の動きを目で追ったりと細かい芸で笑わせてくれる。棗さんも何かやっていたらしいことが相方の反応で分かったが、見逃してしまった！ 途中、手羽先！も加わって、腕を曲げて鶏の手羽を表現したり手羽先を食べる細かいジェスチャーを繰り出すリーダーからもう目が離せない。 バリバリだぜぇぇぇ！！！ アッキーのシャウトで、掛け合いの締めはワッショイ！そしてエンディングへ。掛け合いもめいっぱい力を入れすぎてボロボロ。最後の跳ねも酸欠状態。 跳ねながらステージを見るとなんと！キラキラしたものがアッキーたちの頭上に舞っている。すっげぇ！金粉だよ〜〜！！そんな演出が隠されていたとは！と驚いたけど、よく見たらただの埃だった。ライトが当たって金粉に見えただけ？？幻覚まで見え始めたのか？こりゃ〜やばいな。 熱い夜だったぜぇ！！と満面の笑みでステージを去るアッキー。届くかどうかなんて関係なく、メンバーの名前を叫ぶ私と相方。会場じゅうに響くみんなの大きな歓声と拍手に見送られステージを去るメンバー。 いやいや！まだまだやってもらわねば！相方と共にアンコールを叫びまくる。隣の兄ちゃんは暴れすぎてすっかり疲れている様子だったけど、ムリヤリ煽って一緒に盛り上げてもらう。 ふと後方から誰かの声…私は必死でよく分からなかったけど、物販のワッティが何か言っている。相方が睨んでいたところを見ると終演を告げていたのか？？そりゃないぜぇ〜そんな事されたらますます意地になるっちゅーねん！！確かにメンバーは疲れているだろうけどね。私たちも疲れてるんだよ！でももっと暴れたいんだよ！ そしてメンバーが再び登場！！割れんばかりの歓声に、みんな何でこんなに元気なんだとちょっと困惑気味のリーダー。 ダメじゃないか君達！最後まで完全燃焼してもらわないと困ります…困るってんだよ！ いきなりブチ切れるリーダー。面白すぎ。 もう１曲やるから完全に真っ白な灰になるんだぞ！！ジョーのように燃え尽きろ！ 燃えろ！！燃えろーーーっ！！ヴォーーーーーーっ！！！！ そして始まったテンポの良いドラムのリズムに合わせて手拍子が起こる中、アッキー登場！そしてデタラメ英語の歌を変なダンスをしながら歌いまくる。言わなきゃデタラメだって少なくとも私には分からなかったのに、正直に申告するアッキー。 そして最後みんなでスパークしよう！！と運命船サラバ号出発へ。 大盛り上がりの会場、みんなでハイ！ハイ！もう何の説明も要りません！とアッキー 運命なんて言うな〜と言ったら手を挙げて…説明してるじゃないか！ と自分に突っ込んで笑わせてくれる。 ハイ！ハイ！で突き上げられるみんなの腕が揃っていて力強くて、それはそれは素晴らしい光景に感動！！エンディングはこれでもか！と膝を曲げてくの字ジャンプ！！ラストのシメはアッキーが変な動きをして引っ張る引っ張る！！永遠にそのまま動いて私らを楽しませてくれぇ！！と思ってしまうが、イチローさんに仕切られガッツリと終了。 メチャクチャ楽しかったです！ とアッキー。私もメチャクチャ楽しかったぞーーー！！素晴らしいライブをありがと！ そしてリーダーが４月のｅｌｌ．ＦＩＴＳ ＡＬＬでのワンマンの告知。 絶対みんな来てくれよ！約束だぞ！！ の言葉に物凄い歓声。ワンマンはきっと凄い事になるんだろうなぁ〜手を振ってステージを去っていくリーダーが言ったまったなぁ〜〜！が妙に嬉しくて。 全てを出し尽くして呆然とする私にハイテンションの兄ちゃんがライブ中の私たちの跳ねが物凄くて感動したと言ってくれる。柵を飛び越えてそのまま前の方に飛んで行ってしまうんやないかと思ったそうだ。今日はいつになく激しく跳んだからな〜褒められてかなり嬉しかったのは言うまでもない。 さて、アンケートを書きましょ〜と床にしゃがんで何気に携帯の時計を見て愕然！！終電の時間までわずかやん！！呑気にアンケートなんか書いている場合じゃない！！慌てて着替えをして、ドリンクのビールを一気飲みして、物販に出てきてくれているリーダーに御挨拶をする間もなく会場を飛び出し駅にダッシュ！！ 何とか最終電車間に合い、座席についてホッとひと息。ビール一気飲みしてダッシュしたせいか、全身燃えるように熱いし動悸も激しい。ぼーーとする意識の中、電車は進むが身体の火照りも動悸もそのまま…こりゃぁ〜絶対高熱があるな！と思い、家に着いてすぐに熱を測ってみたら３７．９度。あちゃぁぁぁ〜張り切り過ぎたかな。それでもたまらなくテンションは高くて楽しいまま。 ハチの散歩に行き、母に止められたもののどうにでもなれ！と風呂に入り汗を流す。気分の良いまま床に就くが、明け方になって激しい頭痛と全身の痛みに襲われる。仕事を休んで医者に行き検査の結果、予想通りインフルエンザと判明。やってもうたぁぁぁ〜〜 リーダーの言うとおり完全に灰に、３日も寝込むほどの真っ白な灰になったぜぇぇぇ！！！ ジョーーーーーーっ！！！！ |