ザ・コブラツイスターズライブレポ

世界エイズデー新潟2001 FM新潟公開録音
2001.12.1(土) 新潟ビルボードプレイス

今日も新潟は雨。目が覚めたら相方からメールが。無事家に着いたそうだ。凄いな〜全く。
本日の会場・ビルボードプレイスの開店時間が11時らしいので、空港に行って土産を買い込み、搭乗手続きをして荷物も預けてしまい身軽になる。近くのモスで時間を潰した後、11時になったので会場に行ってみる。
昨日より激しくなっている雨に打たれながら、ビルボードプレイスに着いてビックリ!!めっちゃオッサレ〜〜な店がいっぱいの、いわゆるファッションビル。こんなとこでライブするの!???

ところで会場はどこ??少し入ってみると、エスカレーターのあるエントランスに、でっかいレッドリボンツリー発見。そこがエイズイベントの展示場になっているらしい。でも、会場らしいのは見あたらず。
そこをぐるっと回ってみてやっと発見!!昨日とはうって変わったミニミニステージ。客席も椅子がほんの少し置かれているだけ。もちろん誰もいない。既に一人スタッフの兄ちゃんがいたが、PA席で居眠り。
そのまま椅子に座り、時間を待つ。ステージ袖にトレードマークのパネルが置いてあり、そこにはパトちゃんのサインが!思わず記念撮影。しばらくすると、コブファンが2人到着。濃いコブファンは今日はこの5人だけ…寂しい。しかも地元のファンは誰もいないというありさま。

そしていよいよ公録開始の時間に。買い物途中の若者達が、スタッフに声を掛けられて何人か椅子に座っている。その時、コブファンの一人が「とんでもない人を見てしまった」とぽつり。昨日のパネルディスカッションで、パトちゃんから鋭い突っ込みを受け大汗をかきながら話していた、県の健康対策課のおじさんがいたというのだ!
ステージ上のトークセットには椅子が4つ。って事は、けいさんとそのおじさんとコブの二人の4人で、今日はエイズトークするのか!??またしても、みんなの中にドキドキ感が走る。

登場したけいさんに紹介されてステージに上がったのは、そのおじさんと昨日パネルディスカッションに参加していた若者2人。あれ!?コブさんは????
どうやら、第1部はエイズに関するトークショーらしい。なんだぁ…内容は、昨日のおさらいって感じ。ダラダラと長かった話を、分かりやすくまとめている。若者がする質問も、昨日と同じ様な事ばかり。番組収録らしい、事前に打ち合わせしましたよ〜って内容で、30分ほどで終了。

そして、いよいよ第2部・コブ1/2がガムシャラ人生のBGで登場!
アッキーは、キャスケットにマスカラスのラグランTシャツ(チョコバナナ色)&ジーンズ。リーダーは、紺無地の半袖Tシャツと昨日と一緒(?)の微妙な色合いの長袖Tシャツの重ね着&ジーンズ。
リーダーは、昨日とうって変わってスッキリ元気で「こんにちわ〜!!」といつものテンション!!

まずはトークセットに座ってトークタイム。昨日のイベントはどうだったか??とのけいさんの質問。おお!エイズに関する事に遂に触れたか!と、それに対しアッキー「アコで二人でやるのは久しぶりだったし、大きな会場で気持ちが良かった」と。リーダーは「もの凄い熱気で盛り上がって、オールスタンディングで…(おいおい!)」と。
え?ライブに関しての感想??あぁ、やっぱりエイズに関しては一切なしか…
そしてガムシャラ人生の話へ。何事にも力を出し切るのがバンドの基本姿勢なので、それを素直に出せた曲だと語るアッキー。

そこでけいさんからの質問。「二人の生まれてからこれまでの一番ガムシャラだった瞬間は?」
アッキーは与論での話を。小さい頃は全然泳げなかったのが、8歳か9歳の頃だったかに、お父さんに海に突き落とされて必死に岸に上がろうとして気が付いたら泳げるようになっていたのが、一番ガムシャラだった事だと。命かかってましたからね!としっかり笑いも取る。
リーダーは「無い!」と。今もガムシャラ、いつでもガムシャラなんだそうだ。

そして二人のタイトルコールでガムシャラ人生のPV上映。今日は普通のTVの大きさくらいの画面。リーダーが、真剣を構える藤岡氏の真似やドラムのダダダダダ・・・ジャ〜ンの振りをして楽しませてくれる。
上映後、話題は藤岡弘氏の事に。みんな知ってるか??と客席に呼びかけるリーダー…反応が薄い。知ってる人、手を挙げて!!「おお!5万人位のシュプレヒコールが」とアッキー。 ラジオだから拍手のがいいですね!って事で、みんなででっかい拍手。

5太刀のシーンのプレイバックで、監督さんが「今のが2秒半です」と伝えると、藤岡氏が「早いねぇ〜」と自画自賛していた事をリーダーが話すと、アッキーまでも爆笑。そして、自分の事を褒めるのがカッコ良い大人になる基本だとアッキーがフォロー。

そして、次のPV上映へ。数多いミュージッククリップの中でも、けいさんが大好きだと言うそのPV。すかさずリーダーが「それはスリラーですね!」と軽いボケ。流されたのは夢の旅人
画面に登場した“夢旅パーマ”頭のアッキーを見て、アッキー本人が爆笑。久しぶりに見るそうで、かなり照れている様子。確かに今の本人と見比べると、かなり雰囲気が違う!!面白いなぁ〜
上映中、けいさんといろいろ楽しそうに話している二人。どんなことを話しているか、私の場所からはあまり聴き取れなくて残念。

そして、アコースティックミニライブへ。リーダーの気合いの入ったかけ声でセッティング終了が告げられる。一曲目は甦る人々。三線とアコギの音、そしてアッキーの歌声が会場に響きわたる。
ステージのすぐ後ろが2階からの下りエレベーターで、下りてくる人がみんなステージを見ている。中には「この曲知ってる!」みたいなリアクションしている人もいて、ちょっと嬉しい。

まずは挨拶と自己紹介。そして

軽快に始まりましたが、このコンサートも遂に最後の曲になってしまいました

って。なんとーーーー!!!早っ!!
これから冬の到来になりますが、暖かい春を待つ気持ちでこの曲を皆さんに捧げますと、サクラサクへ。アッキーの心のこもった歌声で、会場全体がとても暖かな雰囲気に包まれたと感じたのは私だけではなかったはず。春…待ち遠しいねぇ。

ライブ後、けいさんが二人に今日の感想を求める。アッキーは「一言で言うと“楽しかったです!”」リーダーは「合い言葉は“レッドリボン!!”」
更に会場、そしてラジオの前のファンにメッセージ。「これからも音楽で人の心をホットにしていければ」とアッキー。「温かく」と言おうと思ったけど噛みそうだったので「ホット」という言葉にしたと言う解説付。
最後に春に発売予定のアルバムを楽しみに!とのことで、拍手でステージを去る二人を見送る。
けいさんの締めの挨拶で、公録は全部含めて60分ちょっとで無事終了。実際の放送時間は25分らしいけど、どうやって編集されるんだろうねぇ。

帰る支度をしていると、けいさんが私達の所にやってきてくれる。冷たい感じの人だと思っていたけど、優しい心遣いの方だった。
ステージでは、専務と熊ちゃんが楽器の片付け。それが終わるのを待って、ステージ横の仮設の楽屋前で待つ。でも、出て来たのは専務&熊ちゃんコンビのみ。プチコブさんは終わってすぐそこから出られた模様。む〜ん残念!

みんなで駅に向かう途中、リーダーのスニーカーの話になる。昨日と今日のスニーカーが違っていたらしい。確かに、そう言えば昨日は赤だった!今日は一部にちょっと蛇柄の入った白っぽいスニーカー!って事は、新潟で購入!?って言うか、ビルボードの中の店で買ったか!??
結局、謎は解明されないままで、みんなそれぞれ疑問を抱えたまま自分の家に帰宅したのであった。

3日間のコブ三昧の旅、楽しかったな。ファンの皆さん、メンバー&スタッフの皆さん、お疲れ様でした!!



戻る