ザ・コブラツイスターズライブレポ

ザ・コブラツイスターズの秋祭り ガムシャライブを喰らわんかい!!
2001.10.27(土) 聖霊短期大学・南山大学

名鉄・尾張瀬戸駅で相方車と合流し、大学へ。校門を入って行くと、前を見覚えのあるワゴン車が走っている…言うまでもなくそれは4649号だったのだが。
駐車場を探しつつ4649号の後を付いていくが、どうも駐車場はなさそう。引き返そうと思ったら、4649号も迷っているようで、こっちに戻ってきてしまった。ヤバイ!!!決して悪いことはしてないのだが、慌ててバックで戻る相方車。
校門にいた守衛さんに駐車場の場所を教えてもらい、車を止め会場を目指す。

その時8時過ぎ頃だったか、会場がどこなのか全く分からずウロウロしていると、車を運転している姉ちゃんから「講堂はどこか?」と聞かれる。学生じゃないから分からない…と言いつつ、助手席の男の人がコブTを着ている事に気付く。ファンか??って思って顔を見たら、なんとローディのケニー氏!!!(驚)
この姉ちゃんはもしやケニー氏の彼女さんか??携帯で電話しているケニー氏も私らに気付いたか笑っているじゃないか!!

そんなこんなで何とかライブ会場と整理券が配られる事を知った私達。他にコブファンが誰一人としていない事を知り愕然。
11時半に整理券(座席指定券)をゲット!!なんと最前の真ん中やで!!!えらいこっちゃ!!

開演はいつものように押しに押す。今回のライブ、体育館が会場だったのだが土足厳禁。5本指靴下を履いていた私はちょっとひるむ。でも、コブファンの中にも仲間がいて何となくホッとする。
「アリ・ボンバイエ」が流れ、いよいよライブの始まり!!曲に合わせて最終準備体操。今日もやるぞ!

オープニングは七つの海を渡れ〜どんぶらこ〜。この時、私は気付いてはいけない事に気付いてしまった。盛り上がっているのは濃いファンのいる1列目だけであることを。
いきなり怪しい動きのアッキーを楽しんで、そんな事気にせずとにかく盛り上がればいいんだけど、気にしてしまうとどうしようもない。タダだから、とりあえず見に来てるのかなぁ〜楽しくないのかなぁ〜って余計な事を推測してしまって、ライブを楽しむことに集中出来ない自分がいる。
ダメだ!ダメだ!!何もかも振り切って楽しまなければ!!

さてさて、恒例・本日のコブさんの衣装は…
アッキーはフラジャイル(われもの注意)の赤いTシャツにドクロジーンズ。他の皆様は前回とほぼ一緒。棗さんの帽子が薄いえんじ色のニット帽に。あと、相方からの指摘で、棗さんの前回のTシャツは千葉のとは違っていたとの事。
しっかり見てないんだろうなぁ〜黒なんだけど、確かに何やら模様のあるTシャツだったな。
アッキーのゴーグル(サングラスらしいが)も色が変わった??前は黄色だったけど、今は青??あれは千葉以降か??神戸(長田イベント)は見てないので分からないが…

未だ後方のノリが気になりつつ、2曲目からまる糸へ。そうだよ、すっかり忘れてたよ。もう何もかも振り切るべく飛びまくる!!
体調が思わしくなかったんで、今日はセーブしつつ楽しむつもりだったけど、飛ぶ飛ぶ。飛んで何もかも忘れよう。

そしてやっぱり足がガクガクに…3曲目の夢の旅人に入った時点で足がつりそうに。いつもより早く汗だくになるアッキー。普段はそんなに汗をかかないリーダーも汗びっしょりに。
恐る恐る後方を見ると…みんな楽しんでいる様子!!やった!!!!もらった!!!

MCタイム。不思議な手の動きを付けてアッキーが「我々がっ、ザ・コブラツイスターズです!」と自己紹介。イっちゃってるね〜アッキー!!そんなアッキーが好きなのさ。今日も腹いっぱいガムシャライブを堪能するぞ!

アッキーが赤いギターを持って次の曲、タイトル不明の新曲。タイトルは何て言うんだろう…早く知りたい。3rdアルバム収録曲になるんだよな、きっと。 と言う事は、今度のアルバムは恋愛色の強い曲が多くなったりするのか??
アンプの関係か、今日はアッキーのギターの音がビンビンと体に伝わる。

続いて去りゆく君へ。そう!帝塚山ではここで「魂交」だったんだけど、今日は違った。毎回メニューを少しずつ変えて行くんだろうか???ずっと同じメニューで演っていくと思ってたので驚く。これからも期待できるぞ!!
歌い終わっってうつむくアッキーの顎から、まるで水をかぶった後のように汗がボトボト落ちている。その光景がまるでスローモーションの様に、美しく見えたのは私だけ??なんとカッコ良い姿なんだ!!と…やはりアッキーから目が離せなくなっている。

そんなアッキーにケニー氏が三線を手渡し、君の目に。アルバムには無い、イントロのドラムが凄く好き。心が安まるって言うのかな…いい感じ。そして心の底から自然と出ているのであろう気持ちよく歌うアッキーの笑顔にまたもや目が釘付け。

そしてMCタイム。聖霊短大と南山大学の合同祭としては第1回の学祭である「聖南祭」。そんな記念すべき学祭に呼ばれて感動したとアッキー。
そこにリーダーが険しい顔でやってきてアッキーに何やら耳打ち。すると、納得したようにアッキーがうなずいてから

  感動したぁぁ!!

と激しく叫ぶ。もっと力を入れて言えとリーダーがダメ出ししていたのか〜と思ったら、小泉首相のマネだったそうだ(笑)。タイムリーなネタ。

学祭のテーマは「はじめの一歩」。いざ恋愛になると、始めの一歩がなかなか踏み出せないという話をしつつ、毎日一生懸命生きているみんなに、始めの一歩をばっちり踏み出してもらうためにと、元気よくガムシャラ人生へ。早くシングル買わないとな…予約しなかった自分が全て悪いのだが。

続いて、一番星シャッフル。おおう!!この曲を演るから「魂交」が削られてしまった訳か。何だかとても久しぶりに聴くような…

そして東西南北 日本の空から嵐に住む人へ。
曲前のリーダー&棗さんのかけ合いは『燃えてるかー!』『焼いてるかー!』に始まり、大学が瀬戸市にあると言うことで、瀬戸焼きにちなんで『茶碗!』や『湯飲み!』のシャウトが繰り出される。
『割るなよ〜!!』って来られた日にゃ〜腹痛ぇ〜!するとリーダーが勢いよく

  箸!!

って!!!そんな〜瀬戸物の箸ってあるの???すぐに間違いに気付き訂正。いつもながら笑わせてくれるよ〜最高っ!!

曲が始まるやいなや何か分からないけど、自分の中でバチッ!とスイッチが入ってしまった。よっしゃあ!!暴れたるぞ!!!!
千葉、帝塚山と毎週定期的にライブに通っているせいもあってか、体がすっかりライブ慣れしていることに気付く。よっしゃーー!!体調悪いハズなのに、あれだけいつも苦しい思いをしていたジャンプが、全然平気!嬉し過ぎる!!なので、いつもに増して高く跳んでみたりして。
アッキーも私と同年代で、あれだけ歌って動いて、私よりもっともっと体力の消耗が激しいハズなのに…負けてちゃいけないな!!もっと私も鍛えないと!!

後から聞いた話、隣にいた一緒にライブを見るのは初めての私と同県人のコブ友が、激しく跳ねる私を見てかなりビックリしていたそうだ。確かに私はいつもよりはハジけてたけど…でも、彼女は私より一回り以上若いのではないかい??私なんかに負けてちゃいけないよ!

イチローさんのドラムソロでは、愛知のイチローファンの子を筆頭にいつもに増した凄まじい「イチローコール」が起こる。とにかく壮絶そのもの!!
そして栗の木・柿の木・おじさん登場。柿を収穫しようとするアッキーおじさんに、柿の木棗さんが枝を上下させて抵抗。芸が細かいっ!!
アッキーおじさんが客席に投げた菓子を隣のコブ友がゲット!むき栗だよ!!!柿の種とむき栗やったのか!!凝ってる!!アキおじさんのカゴは、生の果実を入れると瞬時に菓子に加工される事が判明(驚)

本日の客席とのかけ合いは瀬戸市にちなんで『ろくろ』で。
「ろくろ」と指で書きながら叫ぶリーダー。柿の木の着ぐるみから顔を出しているんだけど、ふと見ると顔じゃなく耳が出ていて、客の「ろくろ!」の叫びを聞いている。木から耳が出てるんだよ!!きくらげ生えたぁ!!!
「ろくろ!」「ろくろ!!」って叫んでいるうちに、あれ!?「ROCK’N ROLL」に!!アッキーがだんだんハジけていって激しいシャウトに!!かっちょええ〜〜〜っ!!

そして栗の木リーダー、激しく動きすぎたせいで息を切らす。アッキーより、絶対体を鍛えているんじゃないか?と思われるのに…
最後はいつもの「わっしょい!」で締める。凄い久しぶりに、全てのパートのジャンプを完璧に出来たね。やっぱり、ライブは続けて参加しないと体が鈍るね。

路地裏の宇宙少年からマーブイユシ〜魂寄せ〜へ。
今日も前後のスペースにかなり余裕があるので踊りまくる。踊らにゃ損、損!!手だけじゃなく、足も上げて!!楽しい楽しい!!

アンコール。リーダーが登場して側転!!大歓声が起こる。でもその時、マイクスタンドに足が当たり、あれはなんて言うんだろう??リーダーが「君の目に」の時に指にはめて弾くやつ…それが落ちてしまう。
その音に反応して、即座にファイティングポーズをとるリーダー。
そして、またリーダー以外誰もステージに出て来ず。…やっと出て来たイチローさん&棗さん両名に「早く!早く!!」のジェスチャー。その時の棗さんの素敵な笑顔に相方がメロメロ。

アッキーも登場。アンコールに応えて、まずはサクラサク。後ろの方から凄い歓声が。この曲の時、ナゼかいつも後ろの方から起こる事の多いこの歓声…不思議現象。
そして最後は、思いっきり体を動かして、今自分が持っている夢を乗せて出発しよう!!と運命船サラバ号出発へ。暴れるでぇぇぇぇ!!暴れるともーーー!!!夢を乗せて!跳んで!踊って!!ハジけて!!!楽しくてたまらない。

最後、アッキーがステージから大きくジャンプ!!客席に飛び降り、そのまま会場をぐるーーーーっと走って回って、ステージ前に戻ってきたかと思ったら、その助走の勢いで大きくジャンプをしてステージに飛び乗る。
その姿にやられた。カッコ良いってもんじゃないさ!!我を見失うほどアッキーに惚れた。思いっきりダメを押された気分。好きだぁぁぁぁぁぁーーっ!!!

2度目のアンコールの声を掛けるまでもなく、ライブはあっさりと終了。さっきのアッキーのあの姿が目に焼き付いて離れない。大丈夫か!?自分!!!
そして、足の裏が凄く痛いことに気付き、人間にとっての靴の重要さを実感。って言うか、暴れすぎだよな…

会場から出るとき、PA付近に専務の姿を発見!思い切ってずっと知りたかった質問をしてみたら快く教えてくれる…ありがとうございました。
更に社長にはガムシャライブ告知のハガキを忘れて持って来てなかったのに「ガムシャラ人」ステッカーを頂く。感謝!!

見送りは大勢の学生さんたちの黄色い声援がいっぱい。社長車のルーフから顔を出し手を振るリーダーの恥ずかしそうな笑顔が素敵だった。



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